meviyの新機能
2025-11-17 12:01:56

新機能が切削加工業務を変革!meviyが効率化を実現

新機能が切削加工業務を革新



2025年11月17日、機械部品調達を行うAIプラットフォーム「meviy(メビー)」が切削加工における新たな機能、「寸法・公差一括追加機能」を強化します。この機能は、設計者にとって作業効率を大幅に向上させる画期的な改善をもたらします。

機能強化の背景



機械部品においてしばしば求められるのが、基準となる原点や精度穴に対して異なる寸法公差を設定する作業です。これまで、設計者は手作業で一つ一つの穴に対して寸法を入力し、公差を指示していました。このプロセスは大変な手間と時間を要するため、多くの設計者から公差の一括設定が求められていました。

新機能の詳細



meviyの新機能では、AIによる穴種の自動認識が搭載されています。これにより、設計者は複数の穴に対して寸法と公差をまとめて設定できるようになり、見積もりにかかる時間を大幅に削減することができます。さらに、一度設定した公差値を保存しておくことで、次回の作業がよりスムーズになります。

操作の流れ



1. 「寸法・公差一括追加」ボタンを押下します。
2. ダイアログ上で公差を設定。
3. 「更新」を押下すると一括入力が完了します。

この操作を数回行うだけで、数十個からなる穴の寸法と公差を素早く設定でき、作業の効率が飛躍的に向上します。

実際の効果



例えば、精度穴が12個、タップ穴が36個、ストレート穴が8個あるベースプレートを考えた場合、従来の方法であれば各穴に対して個別に寸法と公差を設定しなければなりませんでした。しかし、この新機能を利用することで、これらの設定が数分で完了します。これにより、見積もりを短時間で行えるだけでなく、設計者の負担も軽減されます。

meviyの全体像



meviyは、機械部品の3Dデータをアップロードするだけで、AIが即時見積もりを行い、最短1日での出荷を実現するプラットフォームです。作業時間の90%以上を削減し、部品調達の非効率を解消します。また、4年連続で国内シェアNo.1を誇り、「内閣総理大臣賞」も受賞しています。国際的にもサービスを展開しており、部品調達のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進め、時間価値の提供に努めています。

未来への展望



ミスミグループは、「デジタルモデルシフト」を成長戦略の核に据え、設計や調達を効率化する新たな価値を提供しています。顧客のニーズに応じたサービスを開発し続けることで、今後もものづくりの現場での生産性向上に貢献していくでしょう。

特に、設計者が日々の煩雑な業務から解放されることにより、より創造的な業務に割く時間が増えることが期待されます。ミスミは、顧客の「時」を価値あるものに変え、共に成長していきます。


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