切削加工の新サービス
2025-11-17 12:02:36

切削加工に新たな革新、meviyが刻印サービスを導入

切削加工に新たな革新、meviyが刻印サービスを導入



機械部品調達のAIプラットフォームであるmeviy(メビー)が、2025年11月17日より切削加工(丸物)で新たに「刻印サービス」を提供開始します。この新サービスでは、型番や社内管理番号などの識別情報を簡単に部品に刻印できる機能が搭載され、部品管理の効率を劇的に向上させることが期待されています。

新サービスの特徴


meviyの操作画面を通じて、部品への刻印はよりシンプルになります。平面だけでなく、円筒面への刻印にも対応し、直径を表す「ø(ファイ)」記号を使うことができるのが大きなポイントです。これにより、部品の識別性が高まり、組立時の部品照合やメンテナンス時の再発注においても、より迅速かつ正確に行えるようになります。

製造現場のニーズに応える


製造業の現場では、装置や設備に必要な部品の種類が増え、類似部品の間での識別が時に難しくなります。特に、組立現場では、設計者と担当者の情報共有に時間がかかりがちです。部品の特定に手間がかかり、結果として製造やメンテナンスの効率を下げる要因となっています。
このようなニーズに応える形で、meviyの刻印サービスが生まれました。刻印が施された部品は、識別性が向上し、誤使用の防止にも寄与します。製造履歴の追跡も可能になり、品質保証の強化に繋がります。

これまで、meviyは切削加工(角物)や板金加工において刻印サービスを提供しており、特に「切削丸物」でのサービス希望が多く寄せられていました。そのニーズに応える形で、円筒面への刻印が実現されたのです。

利便性の向上


新たに導入される刻印サービスにより、型番や社内管理番号を直接部品に刻印可能になります。これによって、生産設備を組み立てる時の部品管理の手間を減らし、識別ミスを防ぎます。また、リピート発注時においても、図面を探さずに刻印された型番を確認することができ、迅速な発注が可能になります。

meviyの全貌


meviyは、機械部品の3Dデータをアップロードするだけで、AIが即時に見積もりを行い、デジタル製造システムを活用して最短1日での出荷を実現するプラットフォームです。これにより、部品調達時に発生する作業時間を大幅に削減し、効率的な調達を可能にしました。

2023年には、国内でのシェアNo.1を獲得し、第9回ものづくり日本大賞では内閣総理大臣賞を受賞するなど、その革新性が高く評価されています。海外サービスの拡充を進める中、部品調達のDXを通じて、全世界のお客さまに時間価値を提供しています。

未来を見据えた取り組み


ミスミグループは、デジタル技術によるものづくりの改革にプライドを持っています。2000年より先駆けてインターネット注文サービスを開始し、部品選定から発注までWebで完結する仕組みを整えました。近年では、meviyを通じて、設計・調達プロセスのDX化を進め、顧客に新しい価値を提供することを目指しています。「得ミスミ、楽ミスミ」を掲げ、煩雑な業務から解放されることで、創造的な仕事に専念できる環境を提供していくのです。

今後もmeviyは、設計・製造現場の声を反映しながら、より一層利便性の高いサービスを展開していく計画です。


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