旭川家具の名門とともに生まれたお仏壇「TEN」
福岡に本社を置く株式会社はせがわが、北海道・旭川の家具ブランド、カンディハウスと共同で、新たなお仏壇「TEN」の販売を開始します。このコラボレーションは、デザイン性と機能性の両方に優れたプレミアムラインの商品で、2025年10月下旬からはせがわの限定店舗で販売が行われる予定です。
カンディハウスと「TEN」のデザイン
カンディハウスは、世界で認められるデザインを手掛けており、日本国内外の有名なデザイナーとのコラボレーションを通じて、永く使い続けられる家具を提供しています。お仏壇「TEN」のデザインも、カンディハウスの人気シリーズのデザインコンセプトを引き継いでおり、モダンな雰囲気と伝統の融合を実現しています。
特別なデザインを担うのは、ドイツ出身のデザイナー、ミヒャエル・シュナイダー氏。彼は過去に多くの高級家具デザインを手掛け、その美しいラインと耐久性のある機能美が評価されています。「TEN」は、その美しさだけでなく、日常生活を豊かにする実用性を兼ね備えているのが特長です。
美しさと機能性を兼ね備えた「TEN」
お仏壇「TEN」のサイズは、高さ130cm、幅55cm、奥行き45cm。使用されている素材には、北海道産のタモ突板とMDF(中密度繊維板)が採用されており、ウレタン塗装で仕上げられています。その価格は1,320,000円(税込)です。
このお仏壇は、上部の扉が三方開きになっているため、開口部が広く確保され、両サイドに扉を畳み込むことができる設計がされています。内部には2つの膳引きがあり、お仏具やお供え物をすっきりと収納することができます。脚部と黒塗りの天板が、独自のデザインを強調し、さらにモダンで深みのある印象を与えています。
内部には和紙風の樹脂材(ワーロン)が用いられており、柔らかな明かりを放ち、神聖な空間を演出します。また、照明は扉の開閉に合わせて自動で点灯・消灯する機能がついており、実用性も十分です。
はせがわの新たな挑戦
はせがわでは、近年、著名な建築家やデザイナーとコラボレーションし、従来の枠にとらわれない高級お仏壇のラインナップ「H PREMIUM COLLECTION」を展開しています。今回の「TEN」の他にも、建築家・隈研吾氏の手掛けた「薄院」シリーズなども含まれ、さらなるバリエーションの拡充が期待されています。これにより、より多様なニーズに応えることができるようになります。
株式会社はせがわとは
株式会社はせがわは、1929年に創業し、福岡に本社を構える企業で、お仏壇やお仏具の販売だけでなく、墓石業や終活支援など幅広い事業を展開しています。彼らの企業理念は「心の平和と生きる力」を実現することであり、お客様一人ひとりに寄り添ったサービスを心掛けています。
おわりに
お仏壇「TEN」は、デザイン性と機能性を兼ね備えた、新しいスタイルのお仏壇として期待されています。2025年の販売開始に向けて、はせがわの店舗での展示も待ち遠しい限りです。これからの時代にふさわしい、心の安らぎを提供する「TEN」をぜひ、体験してみてください。