GYRO HOLDINGSがコダルマ商店を傘下に！独自イタリアンが新たに加わる

GYRO HOLDINGSの新たな展開：コダルマ商店の傘下化

2025年12月15日、GYRO HOLDINGS株式会社が東京都渋谷区に本社を置くコダルマ商店株式会社の全株式を取得し、子会社とすることが発表されました。国内で239店舗、94業態の飲食店を展開するGYRO HOLDINGSは、新たにコダルマ商店の強みを活かし、食の楽しみ方を一層広げていくことを目指しています。

コダルマ商店の特徴と役割

コダルマ商店は、株式会社ダルマプロダクションを子会社に持ち、個性的なイタリアンや居酒屋ブランドを展開する企業です。特に注目すべきは、記念すべき1号店「Osteria Urara」です。ここでは、固定メニューを持たず、黒板に並べられた新鮮な食材からお好みで料理を組み立てるスタイルが特徴的。シンプルながらも心温まるイタリアンの経験を提供します。

主なブランドと提供体験

コダルマ商店が運営する「Osteria Urara」のほかにも、同社は以下のような多彩な飲食ブランドを展開しています：

- アカベコ：元気な接客が魅力の酒場で、名物の「肉おでん」はその絶品なひと品。
- Viva Banco：イタリアの食堂文化に基づいたバルで、春の新鮮食材を使用し、気軽に楽しめます。
- FRESCO：自家製の生パスタが名物のイタリアンで、ランチからディナーまで多彩な楽しみを提供。
- Petalo：イタリアの大衆酒場をイメージした、豊富な生ハムを楽しめる一軒。

これら各店舗では、料理は新鮮な食材を用いており、顧客は自分自身の好みに合わせたメニューを選ぶことができます。これにより、食体験がよりインタラクティブで楽しいものになるでしょう。

GYRO HOLDINGSの戦略とシナジー効果

このM&Aにより、GYRO HOLDINGSは各ブランドが持つ独自の業態開発力と確かな店舗運営力を活用し、さらなるシナジーを追求します。特にダルマプロダクションが展開する独自の企画力と、GYRO HOLDINGSの運営ノウハウを組み合わせることで、新たなメニューや業態を開発し、顧客に新しい食の楽しみを提供できる体制を整えていきます。

今後の展望

GYRO HOLDINGSは、これまでにM&Aを通じて10件以上の案件を成功させてきた経緯があり、コダルマ商店との提携を通じて、90以上の飲食ブランドを抱える飲食グループを更に展開していく方針です。「食で未来を創る」という企業理念のもと、より多くの企業と連携し、日本の素晴らしい食文化を世界に広めることを目指しています。

まとめ

今回のコダルマ商店の傘下化は、GYRO HOLDINGSが掲げる「食の未来を創造する」というビジョンを具体化する大きな一歩です。コダルマ商店のユニークなブランドと、GYRO HOLDINGSのネットワーク・ノウハウが結びつくことで、飲食業界に新たな風が吹き込まれることでしょう。これからの展開から目が離せません。