エレコムと共に体験する「どこでも万博」
2025年に予定されている大阪・関西万博に向けて、エレコム株式会社が協力した「どこでも万博 with スペシャルキッズ」が北九州市で開催されました。本イベントは、病気や障がいを抱える子どもたちが社会参加の一環として、リアル万博の体験を遠隔で味わえるという企画です。
当日は、北九州市の病院や療育センター、特別支援学校から様々な地域への参加者の皆さんを結びつけ、延べ1,000人以上がこの貴重なイベントに参加しました。「どこでも万博」は、主に欧米で重い病気や障がいを持つ子どもたちを意味する「スペシャルキッズ」に特化しており、彼らが日常生活で直面する制限を少しでも軽減し、未来に向けたチャレンジの機会を提供することを目的としています。
イタリアパビリオンのリアルタイム接続
イベントのメインアトラクションである「イタリアパビリオン」は、テレプレゼンスアバターロボット「temi(テミ)」を通じてリアルタイムで接続されました。参加者は、ロボットを介して現地の様子を観察し、歴史や文化について学びながら、クイズや体験型アクティビティを通じて交流を楽しみました。この取り組みは、知識を深めるだけでなく、社会的なつながりをもたらす貴重な一歩となりました。
エレコムの社会貢献活動
エレコムは、1986年の創業以来、「社会との共生」を経営の基本理念に据えて活動を続けてきました。今回のプロジェクトには「スペシャルキッズ未来構想チャレンジコンソーシアム」の賛同会員として参画し、彼らに少しでも新しい可能性の扉を開く手助けをするために協力しました。特に「テクノロジーと触れ合うことが、彼らの自信となり、未来の可能性を広げることになる」との思いから、32台の「はじめてのキーボードKEY PALETTO」を北九州市立八幡病院に寄贈しました。このキーボードは、障がいを持つ子どもたちが新しいテクノロジーに触れ、クリエイティブな表現をするきっかけとなることが期待されています。
産業と地域への貢献
エレコムは、提供する製品やサービスを通じて、地域社会に密着した社会貢献活動を推進しています。例えば、2025年7月には大阪公立大学医学部付属病院でのパブリックビューイングへの協賛も行っています。エレコムの企業哲学である「Better being」に基づき、今後もより良き地球環境を目指し、持続可能な社会を構築するための取り組みを続けていきます。
まとめ
エレコムの「どこでも万博」は、特別な環境にある子どもたちに新しい学びの場を提供し、未来に向けての一歩を踏み出すための貴重な機会となりました。この取り組みが、今後も多くのスペシャルキッズの未来を明るく照らし続けることを願っています。興味のある方は、ぜひ「どこでも万博」の公式HPもチェックしてみてください。