オフィス家具市場動向
2025-09-25 09:15:28

2025年8月のオフィス家具市場動向:価格上昇と需要の変化を探る

2025年8月のオフィス家具市場動向



株式会社オフィスバスターズが発表した2025年8月の「中古オフィス家具指数」は、興味深い動向を示しています。特に、主要都市部での空室率は2.85%となり、前月比で0.31ポイント低下しました。この数値はコロナ前の需給バランスに近づいていることを示唆しており、賃料は平均で1坪あたり120円上昇しています。このように、市場全体が活発化していることが伺えます。

空室率と賃料の動向



2025年7月から8月への比較によると、主要5区(東京)の空室率がついに2%台に突入しました。これは、企業が新たなオフィスを見つけるのが難しくなっていることを示しています。加えて、有効求人倍率は1.22倍と横ばいであり、失業率は2.3%とわずかな改善傾向を見せています。このような指標から、都市部での新規移転や拠点開設が困難になっている様子が伺えます。

お盆休みを含む長期連休の影響で、オフィス移転やレイアウト変更の動きが鈍化しました。しかし、新しい働き方に適したオフィスのニーズは依然としてあります。

商品カテゴリ別の販売動向



2025年8月の商材別の単価推移を見てみると、まず、チェアは販売価格が349円減少しました。ただし、ローコストチェアが引き続き人気を集めており、個人向けの販売も増加しています。一方で、デスクは1,609円の増加を見せ、フリーアドレスデスクに人気が集中しています。このトレンドは、企業が個人スペースと共有スペースをうまく組み合わせることを目指していることを示しています。

ロッカーも好調で、1,238円の価格上昇がありました。特に、フリーアドレスデスクとのセット購入が一般的になってきています。テーブルへの需要も増え、特に研修用やイベント用のスタックテーブルにおいて、一括購入の傾向が見られます。

8月の所見



2025年8月は、全体として静かで安定した市場推移を示しましたが、お盆期間中には個人からのチェア購入の問い合わせが増加しました。連休明け以降は、法人からのレイアウト変更や什器調達に関する問い合わせが急増し、9月から年末にかけての繁忙期を迎える準備が進んでいます。このような時期には、需要の前倒し傾向が続く可能性が高いと考えられます。

オフィスバスターズの独自調査によると、これらの動向は今後も注視していく必要があります。市場の需給バランスがどのように変化し、どのような商品が求められるのか、特に注目するべきポイントです。オフィスの設計・デザイン、そして実際の空間運営において、これらの情報は非常に重要です。

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