Luup、大野城市での電動マイクロモビリティ導入
株式会社Luupが大野城市と手を結び、電動マイクロモビリティのシェアリングサービスに関する連携協定を締結しました。モビリティサービスの導入実験を行うこのプロジェクトは、2025年9月1日から正式に開始される予定です。
Luupのミッション
Luupは「街じゅうを『駅前化』するインフラをつくる」をミッションに掲げ、日本全国で電動マイクロモビリティのシェアリングサービスを展開しています。これには電動キックボードや電動アシスト自転車が含まれており、利用者が快適に移動できるよう、個人のニーズに合わせたサービスの提供を目指しています。福岡エリアでは2024年3月からサービスを開始し、約1,000カ所にポートを設置。これにより福岡エリアで最も多くのポートを展開するシェアリングサービスとなりました。
大野城市の特徴とニーズ
大野城市は、福岡県の中心に位置し、周辺地域へのアクセスが非常に良いのが特徴です。市内にはJR大野城駅や西鉄下大利駅があり、福岡市の中心部へもスムーズにアクセスできます。しかし、公共交通だけではカバーしきれない細かな移動ニーズや駐車場不足、環境負荷といった課題も存在します。このような背景から、Luupは大野城市民や観光客の便利な移動手段として非常に高い親和性を有するものと考えています。
連携協定の詳細
今回の連携により、Luupと大野城市は次のような点で協力します。
- - Luupは、シェアリング事業の実施、ポートの設置、違法駐輪対策、交通ルールの普及などを行います。
- - 大野城市は、新たなモビリティの活用可能性の検討や公共施設でのポート設置に向けた調整を進めます。
Luupのシェアリングサービスの特徴
Luupは東京や大阪、名古屋といった大都市だけでなく、福岡、神戸、仙台、広島といった地方都市でも高密度にポートを展開しています。全体のポート数は14,400箇所を超え、小型の車両を活用して小さなスペースでも設置が可能です。
短距離移動に特化したLuupでは、利用者がアプリで返却先ポートを事前に予約する仕組みを導入しており、返却時にポート内に車両がしっかりと停まった様子の写真を送信することが求められています。このため、常にスムーズで清潔なサービスが提供され、街の美観が保たれています。
大野城市でのサービス概要
新たに提供される電動キックボードと電動アシスト自転車のシェアリングサービスについては、次の通りです。
- - 内容: 電動キックボードと電動アシスト自転車のシェアリング
- - 詳細: スマートフォンアプリ「LUUP」を使用し、ポート間の移動が可能
- - 利用料金: 基本料金50円(税込)+時間料金1分あたり15円(税込)
- - 予定開始日: 2025年9月1日(月)
- - ポート数: 約50ポート(順次増設予定)
- - 車両台数: 約130台(電動キックボード65台、電動アシスト自転車65台予定)
- - 利用条件: アプリからの年齢確認と交通ルールテスト合格が必要。電動アシスト自転車の場合は不要。
- - 保険内容: 対物賠償、対人賠償、自身の怪我の保険が適用されます。
詳しい情報は公式サイトやアプリを通じてご確認ください。大野城市の新しい交通手段「LUUP」で、より便利で快適な移動体験をお楽しみいただけます。今後の展開にご期待ください。