アルコール問題への理解を深めるトレーニングプログラム
今年も株式会社カクヤスが支援する「アルコール問題に関わる援助者のためのトレーニングプログラム」の受付が開始されました。2025年10月から始まるこのプログラムは、酒類を取り扱う企業としての社会的責任を果たし、アルコール関連問題に対する理解を高めることを目的としています。
最近、アルコール依存症や飲酒運転による問題が社会で深刻化しています。カクヤス社は、これらの問題を軽減するために、一般社団法人リカバリングマインズと協力して、支援プログラムを展開しています。このプログラムは、アルコール依存症に悩む方々への支援を目指し、幅広い分野の援助者に向けて依存症に関する知識や技術を共有する内容です。
プログラムの概要
「アルコール問題に関わる援助者のためのトレーニングプログラム」は全3回のオンライン講座で構成されており、日本やアメリカの依存症治療の専門家が講師を務めます。今年は新たに追加された講師陣の元、医学的アプローチからの解説に加え、実際に依存症を経験した当事者の体験談が交えられ、参加者はより具体的な知識を得ることができます。
近年は多くの方がオンラインで参加しており、アーカイブ配信も行っているため、日程が合わない方も改めてご視聴いただけます。申し込みは公式サイトから可能ですので、興味がある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
リカバリングマインズとは
一般社団法人リカバリングマインズは、アルコール問題を始めとした様々な依存症からの回復を助ける活動を行っています。相談窓口も設けており、アルコールに関する悩みについて気軽に相談できる環境を提供しています。2025年4月からは、メールでの相談も受け付け始めます。
カクヤスの取り組み
カクヤスは「酒・飲食文化と社会問題」をテーマに、サステナビリティの観点からも積極的に活動しています。社員の意識醸成を目的に「サステナビリティ・酒飲食文化研修」を新たに導入し、全従業員に向けたオンラインプログラムを展開しています。
このような取り組みを通じて、カクヤスはより健全な飲酒文化を促進し、アルコールにまつわる課題への理解を深めるための環境づくりを目指しています。アルコール問題は一人では解決が難しい課題ですが、支援を受けることで新たな道が開けることを願っています。
興味のある方や周囲にアルコールに関する問題を抱える方がいる場合は、今回のプログラムへの参加や相談窓口の利用を検討してみてください。
社会全体での理解向上が求められる中、個々ができる支援に目を向ける良い機会となることでしょう。ぜひご参加をお待ちしています。