Tres Alchemixが資金調達
2025-09-26 18:03:26

福岡発のバイオテクノロジー企業Tres AlchemixがシリーズA資金調達を完了

福岡の新星企業Tres Alchemixが資金調達に成功



福岡市に本社を構えるTres Alchemix株式会社は、この度、約6.5億円のシリーズA資金調達を完了しました。これは早稲田大学ベンチャーズ(WUV)をフォロー投資家に迎え、DNX Venturesがリード投資家となったもので、今後の研究開発や事業拡大に向けての資金として大きな注目を集めています。

経営陣の思い



同社の代表取締役CEOである橋本悠さんは、技術の革新が企業のみならず社会全体への貢献につながると信じています。メンバーはまだ10名足らずのスタートアップですが、彼らの技術が新しい価値を創造するポテンシャルを秘めています。「今回の資金調達で重要視したポイントは、共同のビジョンが持てることでした」と述べ、業界の未来を共に築いていく姿勢を示しています。

世界を見据えた挑戦



Tres Alchemix社は、2023年4月に設立され、オックスフォード大学の博士課程を修了した3人の日本人研究者により設立されました。AIを駆使した「ヒトin silicoモデル」を使い、新薬が人体に与える影響を予測することを目指しています。この技術は、薬剤の薬効と副作用を事前に予測できるため、新規低分子薬の開発に向けた強力な武器となります。

さらに、2024年6月には英国オックスフォードに新たな研究開発拠点を設立予定で、国際市場にも進出する計画です。これにより、世界的な科学技術企業の集積する地域においても競争力を高めることを狙っています。

がん研究への取り組み



同社は特にがん領域に重点を置き、オックスフォードの研究所で新規ヒット化合物の創出に挑んでいます。この分野では未だ多くの課題が残る中、Tres Alchemix社の技術が新たな治療法の扉を開くことが期待されています。

WUVの役割



WUVもこの成長を温かく見守っています。彼らは早稲田大学がその核心に持つ「学問の活用」を通じて、スタートアップの育成を目指しています。技術革新を追求するTres Alchemix社の取り組みが、持続可能な社会の実現に向けての重要な一歩となることが期待されています。

まとめ



Tres Alchemixの資金調達は、AI創薬の未来を切り開くための重要なステップです。地方から世界へと飛躍する彼らの成長を、福岡の地元企業として多くの人が応援していることでしょう。今後の展開に注目が集まる中、病気治療に新たな光をもたらすことへの期待が高まります。私たちもこの壮大な挑戦を見守り続けたいと思います。


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