2025年第35回福岡アジア文化賞 受賞者発表
2025年に行われる第35回福岡アジア文化賞の受賞者が、5月21日に決定しました。この賞はアジアの文化や学術の発展に貢献した個人を顕彰するもので、創設以来多くの著名な受賞者を輩出しています。今年の大賞には、琉球史研究において新たな境地を切り開いた歴史学者の
高良倉吉氏が選ばれました。
受賞者一覧
琉球史の研究に多大な寄与をし、その成果は広く評価されています。
民衆の視点から東アジアの歴史を詳しく考察する現代史研究が評価されています。
- - 芸術・文化賞: ヴォ・チョン・ギア氏(建築家)
エコロジーに配慮した革新的な建築の提案が注目されています。
授賞式と市民フォーラム
授賞式は
9月16日(火)に行われる予定です。また、受賞者による市民フォーラムも開催されます。具体的には、
- - 高良倉吉氏とペク・ヨンソ氏のフォーラムは9月17日(水)、
- - ヴォ・チョン・ギア氏のフォーラムは9月15日(月・祝)です。
これらのイベントは事前申込制で、参加費は無料です。申し込みは7月中旬から受け付ける予定で、フォーラムの模様は後日アーカイブ配信されますので、参加できない方も後から見ることができます。
福岡アジア文化賞の歴史
福岡アジア文化賞は、1990年に設立され、アジアとの国際交流を促進することを目的としています。これまでに、28か国・地域から127名の受賞者を輩出し、著名な活動をしている方々が選出されています。
特に、ノーベル平和賞を受賞した
ムハマド・ユヌス氏や、アフガニスタンやパキスタンで医療活動を続ける
中村哲氏など、国際的に高い評価を受けている方々が多いです。
このように、福岡アジア文化賞は単なる賞ではなく、アジアの文化や学問を守り育てるための重要な役割を担っています。
公式ウェブサイトは
こちらからアクセスできます。
福岡市はこのようにアジア文化の発展に貢献しており、今後も川崎市との連携を深めながら、さまざまな活動を行っていくことでしょう。是非、授賞式や市民フォーラムに参加し、アジア文化の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。