インフラシェアリングとは
2025-09-29 14:52:18

JR九州電気システム、携帯電話事業者向けのインフラシェアリングを開始

JR九州電気システムが新しいインフラシェアリングサービスを開始



2025年9月26日、JR九州電気システム株式会社は、小倉南区に位置する「サニーサイドモール小倉」において、携帯電話事業者向けのインフラシェアリングサービスを新たに提供し始めました。これはJR九州グループとして初めての試みです。

インフラシェアリングって?


本サービスでは、JR九州電気システムが構築した共用設備が携帯電話事業者に提供され、これにより共同での利用が可能になります。具体的には、中継装置や光伝送路、同軸伝送路、アンテナなどの設備がシェアされる仕組みです。

早速、株式会社NTTドコモがこの設備の利用を開始しており、さらなる携帯電話事業者の参入が期待されています。このサービスによって、電波は共用設備を介して効率的に通じるため、通信環境の改善が見込まれています。

イノベーションと環境配慮


インフラシェアリングの大きなメリットには、設備の効率化が挙げられます。これにより携帯電話事業者はアンテナの新規設置が不要となり、初期投資や設置工数の削減が行えます。また、設備を共用することによって電力消費量を減少させ、環境への負荷も軽減します。

さらに、4Gシェアリング機器を導入することで通信品質も向上します。これにより、利用者に対してより快適で高品質な通信環境を提供できるようになります。

他施設への展開


JR九州電気システムは今後も、このインフラシェアリングサービスの展開を進めていく予定です。ターゲットは商業施設や駅構内、オフィスビルなど多岐に渡ります。また、地域の通信インフラを高度化することや、持続可能な設備運用を目指し引き続き努力していくとしています。

この新しい動きは、地域の通信環境をさらに便利にし、住民や訪問者にとって快適な生活を提供する一助となるでしょう。地域に密着した企業として、JR九州電気システムの今後から目が離せません。


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