セキュアヴェイルが新たなソリューションパートナープログラムを開始
ITセキュリティ会社の株式会社セキュアヴェイルは、今年12月よりAI-SOC for Microsoft 365の運用環境を利用する新しいソリューションパートナープログラムをスタートしました。このプログラムは、AIの学習やサービス拡張を共同で推進する企業を対象としており、ビジネスパートナーを広く募集しています。
セキュアヴェイルとは
セキュアヴェイルは、創立以来20年以上にわたってセキュリティ運用サービスを提供してきた信頼性の高い専業企業です。特に、Microsoft 365のログ分析やアラート判定に力を入れており、情報セキュリティ分野での豊富な経験を持っています。今回のプログラムは、Microsoft 365を導入または運用しているベンダー企業との協業を通じて、ユーザーに対する実務視点でのデータ分析を強化することを目的としています。
ソリューションパートナープログラムの内容
この新しいパートナープログラムに参加すると、企業は自社のユーザーによるMicrosoft 365のログを分析できるポータルが提供されます。これにより、独自の運用サービスやサポートサービスを企画・提供できるようになり、月次レポートやコンサルティングサービスも展開可能です。具体的には、AIの育成やレポートの拡張、さらには新たなビジネスの創造が求められます。これにより、企業は自社の競争力を高めるとともに、セキュリティ運用の質を向上させることが期待されます。
第1号パートナーの参画
プログラムの発表と同時に、福岡県春日市に本社を置くSGプラス株式会社が第1号のソリューションパートナーとして参画したことも報告されました。SGプラスは、2020年に設立され、Microsoft 365を利用する企業向けにコンサルティングや技術サポートを行っています。自社開発のWebパーツ「Service Gate」を利用して、ユーザーが使いやすいポータルの構築を手がけています。
セキュアヴェイルの強み
セキュアヴェイルは、業界で数少ない統合セキュリティ運用サービスを提供しており、特に「NetStare」という名称のサービスで知られています。これは、SOC(Security Operation Center)とNOC(Network Operation Center)を統合したサービスであり、クライアント企業のネットワーク機器を常時監視しています。1日あたり25億件以上のログを収集し、サイバー攻撃や機器故障を24時間365日体制で迅速に発見します。これにより、企業は安心して事業運営を行える環境を整えることができます。
今後の展望
セキュアヴェイルは、パートナープログラムを通じて、ビジネスの共同推進やAIの技術革新を図るとともに、参加企業との良好な関係を築いていくことを目指しています。このプログラムの成功が、ITセキュリティ業界における新たな可能性を開くことが期待されます。今後、セキュアヴェイルやSGプラスなどの企業によるさらなる発展に目が離せません。