桜十字グループ、未来を示す新ロゴで次の10年へ
桜十字グループは新たなロゴを発表し、2026年1月1日から使用を開始することをお知らせいたします。このロゴ変更は、同グループの新たなビジョン「WELL-BEING FRONTIER(ウェルビーイング・フロンティア)」の実現を目指したもので、地域社会とともに未来を構築する決意を表明するものです。
新たな挑戦に向けた第一歩
2005年に設立された桜十字グループは、当初「日本の文化が香る花の下で、人々が微笑みながら集う病院でありたい」という理念の元、病院事業を開始しました。以来、医療を中心に予防医療、介護、ヘルスケアサービスと活動を拡大し、社員数も488名から10,201名へと増加しました。
創立20周年のこのタイミングで、ここまでの歩みを振り返りつつ、今後の10年を見据えた新たなビジョンを掲げることは、桜十字グループにとって重要な意味があります。
これからの時代には、心や人同士のつながりを大切にしながら、より豊かな「ウェルビーイング」の実現が求められています。この思いが込められた「WELL-BEING FRONTIER」というスローガンが、昨年12月に発表されました。そして、その理念を具体化する象徴として新ロゴが誕生しました。
新ロゴのデザインに込めた想い
新ロゴは「WELL-BEING FRONTIER」を体現するもので、桜十字グループの価値観をシンボル化しています。
グローバルな展開を視野に
グループ名の表記も変更され、これまでの日本語表記「桜十字」から、アルファベット表記の「sakurajuji」に移行します。この変更は、国際的な認知度を高めることを目的にしています。
色と形が示す未来のビジョン
ロゴデザインには、桜と人との縁を意味する「ゆかり」が込められています。左に配置された桜色は、桜十字病院の原点を示すだけでなく、人々に癒しをもたらす存在を象徴しています。右側の紫色は人とのつながりを表し、さまざまな想いを結びつけ、未来社会への希望を示しています。これらを結ぶリボンのような形は、人・まち・未来を繋ぎ、ウェルビーイングを社会全体に広げる意志が表されています。このデザインを「フロンティア・リボン」と名付けました。
新たな事業構造の展開
桜十字グループは新ロゴの発表とともに、事業を3つの大きな領域に再編成します。
1.
Medical(医療領域)
- 健康を支えるヘルスケアサービスを中心に、病院、予防医療、在宅サービスといった多岐にわたる事業を展開します。
2.
Experience(体験領域)
- 生活を豊かにするためのライフスタイルサービスに焦点を当て、スポーツやエンターテインメント、カフェ、ホテルなどさまざまな事業を運営します。
3.
Solution(経営支援領域)
- 継続的な成長と事業創出を目指し、人材育成やコンサルティング事業などを展開します。
これらの事業領域は互いに連携し、一人一人の「生きる」を満たす価値を創出する方向性を持ちます。また、メディカル領域においては、従来の漢字ロゴを使用し、患者や家族に安心感を提供します。
未来に向けた挑戦の継続
桜十字グループは、創業当初の理念をもとに、より広い社会に貢献できる企業として成長する決意を新たにしています。今後も「身体だけでなく心の充足や人とのつながり」を大切にし、「生きるを満たす」という使命を持ち続けることで、より良い未来を切り拓いていく考えです。新しいロゴと共に、私たちは変わらずウェルビーイング・フロンティアとしての挑戦をし続けていきます。