新刊「ゆるこもりさんのための手帳術」の重版決定
セルフケア手帳術の新たな指針として注目されている、熊野賢氏の著書「ゆるこもりさんのための手帳術」。2025年9月26日に発行されるこの本は、社会で生きづらさを感じている人々に向けた実践的なアプローチを提供しています。特に、朝起きられない、外出が困難、人間関係への不安を抱える人々にとって、この手帳術は心を整理し、自己肯定感を育む助けとなるでしょう。
背景と意義
内閣府の調査によると、日本には約146万人の「ひきこもり状態」とされる方がいるとされています。この現象が深刻化している中で、熊野氏は延べ1万人以上の支援を続ける中で生まれた手帳術を通じて、「できない自分」を責めるのではなく、「できること」に目を向ける重要性を訴えています。
この手帳術は、熊野氏自身の体験に基づいており、誰もが感じる本当の不安や孤独に寄り添える内容が詰まっています。これにより、自分自身の経験と感情を大切にしながら、少しずつ変化を遂げることが可能となるのです。
書籍の特徴
本著の特徴の一つは、書くことによって心を整理できる点です。手帳術を実践することで、日常生活において安心感や自信を取り戻す手助けをする内容が強調されています。「ゆるこもりさん」というカテゴリーに語りかけるこの本は、ただ読むだけではなく、実践することで真の価値を発揮するものとなっています。
著者のメッセージ
熊野賢氏は、長年にわたる自身の経験を元に、「手帳を通して『ひとりじゃない』というメッセージを伝えたい」と語ります。少しでもできることに目を向けることが、人生を少しずつ良くする方法であると伝えています。今後行われる講演会では、その体験を詳しく共有する予定です。
出版記念講演会 概要
本書の出版を記念して、熊野氏は全国5都市にて無料の講演会を開催します。特に、周囲の生きづらさを感じ取る人への理解を深めることや、日常生活の中でのコミュニケーションの大切さを学ぶ契機となるでしょう。
11月15日(土)那覇市
11月16日(日)福岡市
11月22日(土)金沢市
12月14日(日)大阪市
未定東京都内
※各地の開催人数は限られていますので、早めの参加申し込みをお勧めします。
まとめ
熊野氏の提案する手帳術は、単なる自己啓発の域を超え、社会の構造や文化に切り込むそんな内容が詰まっています。「生きづらさを抱えている」方々に寄り添うこの手帳術と、実施される講演会は、明るい未来を考えるヒントを与えることでしょう。この講演会は、誰かを支えたいと考える全ての人にも新たな発見があるかもしれません。
手帳術は1,650円(税込)で全国の書店やオンラインショップでも購入可能。新しいセルフケアの形を見つけるために、ぜひ足を運んでみてください。