名匠・佐々部清監督の追悼特集が福岡で開催！土屋太鳳らが集結

福岡の文化を繋ぐ「ふくおか国際映画祭With Everyone」

12月25日から26日の二日間、福岡で特別な映画祭が開催されます。「ふくおか国際映画祭With Everyone」では、名匠・佐々部清監督の没後5年を追悼する特集が展開されることが決まりました。「日輪の遺産」と「約束のステージ」の二作品が上映され、土屋太鳳さん、升毅さん、野村展代さんなど、監督にゆかりの深い方々による貴重な対談も行われます。

佐々部清監督の遺産

佐々部清監督は「半落ち」や「八重子のハミング」で知られる日本映画界の巨匠で、福岡での撮影も多く手掛けました。監督は2020年に急逝しましたが、彼の作品には人間の生き様や感情を描いた温かさが溢れており、観る者の心に深く響きます。今年は彼が描いた「日輪の遺産」を通じて、戦後の日本を見つめ直し、また「約束のステージ」を通じて、音楽を愛する少女たちの夢と挑戦が描かれます。

土屋太鳳の思い

土屋太鳳さんは、子ども時代に「日輪の遺産」に出演し、その際に佐々部監督から役作りの指導を受けました。以来、彼女は女優として成長し、近年の作品「約束のステージ」では主演を務めています。今回の対談では、彼女自身の経験を交えながら監督の作品の魅力を語り、観客と共にその精神を共有する機会になるでしょう。

スペシャルトークの詳細

追悼特集の一環として行われる「佐々部清監督の人と作品を語る」トークイベントでは、土屋太鳳さん、升毅さん、野村展代さんが登壇します。MCには佐々部監督と親しい港岳彦さんが配置され、彼の作品に触れながら監督の人柄や制作現場の裏話などが語られる予定です。観客との質疑応答の時間もあり、参加者も監督の魅力を体感する貴重なチャンスです。

映画祭のプログラム

特集スケジュールは以下の通りです：

- 12月25日（木） 「日輪の遺産」 16:30 上映＠九州大学大橋キャンパス多次元棟ホール
- 12月26日（金） 「約束のステージ」 15:00 上映＠九州電力みらいホール
- 12月26日（金） 「佐々部清監督の人と作品を語る」（対談） 17:00開始、土屋太鳳・升毅・野村展代登壇
- 12月26日（金） 特別企画「Prelude」 18:00上映

「約束のステージ」は、土屋太鳳さんと百田夏菜子さんが共演する音楽ドラマで、昭和歌謡の熱気を感じさせる作品です。親子の絆や友情が描かれた感動的なストーリーが展開され、審査員役として豪華なレジェンドたちも出演しています。

文化体験の大切さ

今回の映画祭は単なる上映にとどまらず、監督の遺した文化的な遺産をリスペクトし、子どもたちにそのエッセンスを届けることをテーマにしています。福岡の地でこのような素晴らしいイベントが実施されることで、地域の子どもたちに貴重な文化体験が提供されることを願っています。観客の皆さんもぜひ、この感動的な瞬間を共有しましょう！