福岡県宗像市で制作された海ノ民話アニメーション「宗像三女神と沖ノ島」が、2025年度に大阪で開催される日本国際博覧会(EXPO2025大阪・関西万博)にて上映されることが決まりました。このアニメーションは、地域の文化を国内外に広めることを目的とした「海ノ民話のまちプロジェクト」の一環として制作されました。
この上映は、特に海と深く関わる日本の文化を子どもたちに伝えることを目指しており、地域の誇りを次世代に受け継ぐための重要な取り組みです。アニメーションは英語字幕付きで上映されるため、国内外問わず多くの人々に宗像の独自文化や歴史を楽しんでいただけます。上映は2025年5月28日(水)から6月1日(日)までの期間、EXPO2025大阪・関西万博内の宗像市ブースにて実施されます。
参加者は、宗像市の出展ブースで販売されるコラボグッズ「むなかた開運飴」も手に入れることができます。この飴は、宗像市世界遺産市民の会が企画・開発したもので、パッケージにはアニメのデザインが施されており、視聴用の二次元コードも含まれています。飴の種類は地元の特産品を使った4種類(あまおういちご、甘夏、きなこ、ワカメ)で、見た目にも楽しく、味わいも豊かです。
また、これらの商品の売上は、世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と相关遺産の保存活動に寄与されるなど、地域の未来に向けた取り組みに役立てられます。特に、2027年の登録10周年に向けての活動資金として位置づけられており、アニメ上映を通じて宗像市の魅力を広めるだけでなく、地域の環境保護にも繋がる重要な施策です。
さらに、海ノ民話のまちプロジェクトでは、制作した動画や画像を活用することができ、地域のイベントや教育活動、観光振興などに役立てることができるようです。関心のある方は、公式サイトをチェックしてみることをおすすめします。
宗像市は、その歴史的な背景と自然の美しさから、多くの観光客を引き寄せます。このようなプロジェクトを通じて、地域の魅力を再確認し、未来世代へ受け継いでいくことが何よりも大切です。これからの宗像市の展開にぜひ注目したいですね。"