特別支援教育を革新する新たなシステム「すくすく」
福岡市に本社を置く相思創造研究所株式会社が、特別支援教育向けの新たなシステム「すくすく(eポートフォリオ)」のデモ提供を2025年11月から開始します。このシステムは、GIGAスクール構想に基づく標準仕様の端末及び校務のセキュリティ環境に対応しており、特別支援学校や特別支援学級を持つ小中学校での導入が期待されています。
GIGAスクール構想とは
GIGAスクール構想は、全国の小中学校において、誰もが自分のペースで学べる環境を整えるための取り組みです。各教室において、生徒が使用するための学習端末(GIGA端末)が支給され、その端末を利用して教育が行われます。これにより、教育現場でのデジタル化が進み、教員や生徒の利便性が向上します。
特別支援教育における課題
特別支援教育の現場では、教員が日々膨大な情報を管理しながらも、セキュリティやプライバシーの観点から、特定の端末でしか情報を入力できないというジレンマが存在しています。このような状況は、教員の記録業務や支援の属人化を助長し、教育の質を低下させる恐れがあるため、何らかの解決策が必要とされていました。
「すくすく」の特色
「すくすく」は、文部科学省の推奨する次世代校務支援システムとして、以下の特長を持っています。
1.
GIGA端末への完全対応
GIGA端末(Chromebook、Windows、iPad)を使用することで、教員は教室で生徒と直接やり取りしながら、即座に記録を入力できます時使い方に制約がないため、放課後に行う事務作業の時間を大幅に軽減。
2.
セキュリティへの配慮
生徒の個人情報を適切に扱うため、文部科学省が定めたガイドラインに則って、高度なセキュリティを実現。通信やデータの暗号化、多要素認証によるアクセス制御も行い、学校や家庭での連携が円滑に進む仕組みを構築しています。
3.
ネットワークの統合運用
当システムは、従来の分離されたネットワーク環境にも適応しつつ、今後のクラウド環境での対応にも優れています。保護者向けのアプリと連携することで、家庭と学校をつなぐ安全なデジタル連絡帳としても機能します。
導入の意義
相思創造研究所の代表取締役、杉森由政氏は、今回のシステムが現場の先生方の助けになり、生徒一人ひとりの個性に寄り添った支援が可能になると確信しています。この「すくすく」を通じて、学校のセキュリティ基準に適した環境で、教員が本来の役割である生徒の個性を育てる時間を最大限に確保できるよう努めていると述べています。
現在もデモ提供中
「すくすく」は、今後特別支援教育における情報の分断を防ぎ、より質の高い教育が行われるための必須のツールとして期待されています。全国の特別支援学校及び特別支援学級向けに、オンラインデモ環境が提供されており、導入を検討している教育機関の方々にとって、興味深い機会となるでしょう。デモ申込は公式サイトより行えます。
詳細については、相思創造研究所株式会社の
公式ウェブサイトをご覧ください。