フェルナンド・コーマ展 〜スペイン発、未開封の美が誘う創造の旅〜
2025年4月17日(木)から20日(日)の4日間、宗像市にある鎮国寺でスペインのアーティスト、フェルナンド・コーマの作品展が開催されます。彼の作品『未開封の美』は、特に手漉き紙やシーリングワックスを用いた独特の技法が特徴です。これにより、立体感と色彩が見事に融合した芸術作品が生み出されています。
展示の特徴
この展示会では、「調和」と「創造の旅」をテーマに、コーマ氏が描く自然や文化を表現します。特にエル・イエロ島の自然とスペインの文化、そして日本の伝統文化が織り交ぜられ、珍しい芸術体験を提供することが目指されています。また、宗像市での開催地である鎮国寺は、その静寂と荘厳な雰囲気がアート作品と見事に調和します。
コーマ氏は、過去20年間にわたり日本で制作活動を続けてきましたが、近年はエル・イエロ島を拠点とし、新たなる創造の旅に取り組んでいます。この展示においては、彼の作品が日本で初めて展示されるものも含まれており、多くの期待を寄せています。
作品の魅力
コーマ氏の作品に使用されているシーリングワックスは、約500年前からスペイン王国で文書を封印するために使用されてきた歴史があります。この手法による立体的な質感と鮮やかな色彩は、作品に奥行きと魅力を与え、観覧者に新たな体験を提供します。
特に注目すべきは、仏教の神聖な文字・梵字をモチーフにした「梵字アート」です。このアートは、不動明王や観音菩薩などの仏教の象徴を独自の技法で表現し、コーマ氏の作品が持つ精神性を象徴しています。これによって日本の仏教文化とも強い相関関係があります。
鎮国寺とのコラボレーション
鎮国寺は弘法大師・空海が開いたとされ、宗像大社と深い関わりを持つ霊験あらたかな場所です。この土壌でフェルナンド・コーマの現代アートが展示されることは、文化と精神性の交流を象徴する機会です。アートが持つ異文化間の対話を、静寂な空間で感じていただきたいと思います。
開催情報
- - 日時: 2025年4月17日(木)~20日(日)
- - 場所: 鎮国寺(宗像市吉田966)
- - 入場料: 無料
- - 時間: 10:00~17:00(最終日は16:00終了)
このアート展は「未開封の美」として、多くの方々に新たな視点を与える機会となるでしょう。是非足を運び、フェルナンド・コーマの創造の旅を体感してください。皆様のお越しをお待ちいたしております。
お問い合わせ先
主催: 株式会社Gatou
連絡先: 090-9070-7156 (白石)
Email:
[email protected]