福岡県が新たにパラスポーツタレント発掘事業を開始！

福岡県パラスポーツタレント発掘・育成事業

福岡県に新たな風が吹き込む中、スポーツ振興の一環として「福岡県パラスポーツタレント発掘・育成事業実行委員会」が新たに「ワールドクラス・パスウェイ・ネットワーク（WPN）」に加入しました。このネットワークは、日本全国でパラスポーツ選手の才能を見つけ出し、育成するための重要なプラットフォームとして設立されており、福岡の取り組みがこの全国的な動きに貢献することが期待されています。

WPNって何？

「ワールドクラス・パスウェイ・ネットワーク（WPN）」は、独立行政法人日本スポーツ振興センター（JSC）が運営しているプログラムで、平成27年にスタートしました。WPNの目的は、全国各地で才能を発掘し育成するための連携を強化し、日本全体のアスリートの国際舞台での活躍を支えることにあります。これまでの活動を通じて、東京2020オリンピックで11人、北京2022オリンピックで5人、パリ2024オリンピックに向けてはさらに13人の選手が出場、4名がメダリストとして輝きました。

福岡県の寄与

福岡県の加入により、全国のWPN参加地域は49地域、51の事業体制に達しました。この地域間での交流を深めながら、専門家たちと協力してタレントの発掘や育成に努めます。特に、愛知県や山梨県などではパラリンピックとオリンピック競技が一体となった育成事業が展開されており、福岡県もその流れに加わります。これにより、福岡は全国の中でパラスポーツの推進をリードする役割を果たすことが求められています。

情報共有とサポート

ハイパフォーマンススポーツセンター（HPSC）は、WPNの会員に向けて定期的にニュースを配信し、各種会議や個別の相談会を通じて地域タレントの発掘や育成に関する情報提供を行っています。このような情報交換が地域間で進むことで、タレントの育成が効率的に行われ、全国的なパスウェイの構築が加速します。

WPNの公式サイトでは、加入団体の一覧も確認でき、各地域の取り組みや進捗についても随時更新されています。これを通して、福岡県だけでなく全国のパラスポーツ発展の最新情報を把握することができます。