起業家育成新プロジェクト
2025-07-11 17:05:23

JICAとボーダレス・ジャパンが重視する起業家育成新プロジェクトの全貌

JICAとボーダレス・ジャパンが新たに始動する起業家育成プロジェクト



福岡県に本社を置く株式会社ボーダレス・ジャパンが、独立行政法人国際協力機構(JICA)との協力のもと、社会起業家を育成する新たなプログラム「JICA BLUE Academy」のエントリー受付を開始しました。このプログラムは、JICAの海外協力隊経験者が社会に還元するための具体的な実践を目的としており、大きな注目を集めています。

プログラムの目的と背景



この取り組みは、JICAの海外協力隊員が持つ豊富な経験と熱意を活かし、社会起業をはじめとする新しいキャリアを選ぶための環境を整えることにあります。特に今年は、海外協力隊経験者(OV)の間のネットワークを強化し、また地域や自治体との連携を深めていく予定です。2025年のアフリカ開発会議(TICAD9)に向けて、アフリカでの事業展開を計画しているOVに対しては、現地調査の機会も提供し、起業の可能性を高めるサポートを行います。

実施プログラムの詳細



1. JICA BLUE Academy
これは、ソーシャルビジネスの基本から事業構築までを学ぶ3ヶ月間の実践的なプログラムです。ボーダレス・ジャパンが培った50以上の成功事例を基に、専門家によるメンタリングと修了後のフォローアップも行い、参加者が持続的に成長できる環境を提供します。

2. アフリカにおける現地調査
JICA BLUE Academyに参加したOVを対象に、アフリカでのビジネスモデルを考えるための現地調査を実施。調査前には計画書の作成から、調査結果のビジネスへの反映まで、個別にサポートします。

3. JICA BLUE CARAVAN
社会で活躍するOVの取り組みを広く知ってもらうためのイベントを計画中。地域での活動を希望するOVと、地方自治体やスタートアップ支援機関との交流を促進します。

4. JICA BLUE GLOCAL
地域創生を目指すOVに焦点を当てた起業支援プログラムも実施予定です。地域に貢献したいという思いを持つOVが、実際にアクションを起こせるようなサポートを行います。

5. オンラインセミナーと個別起業相談
OVに限らず、現在協力隊員として派遣中の方々を対象に、オンラインセミナーや個別相談を実施。起業に関心のある方々が経験者から学べる機会を提供します。

エントリーと開催情報



JICA BLUE Academyの2期生のエントリーは、2025年の8月6日まで受け付けています。社会的な課題をビジネスで解決するための知識と技術を獲得したいと考える方は、この機会を逃さないようにしましょう。また、応募説明会も行われる予定で、プログラムの内容や応募方法について訊ねることができる貴重な機会です。

“社会性と経済性を両立するビジネスプランの策定”に挑みたい方にはぴったりのプログラムです。このチャンスを生かし、多くの人々がより良い社会の実現に向けて行動できるようになることを期待しています。

詳細情報は、特設サイト(https://blue.jica.go.jp/)をご覧ください。

JICAおよびボーダレス・ジャパンの紹介



JICAの役割



JICAは、開発途上国が直面する問題を解決するため、さまざまな協力を行う機関です。日本の政府開発援助(ODA)のもと、150以上の国々で事業を展開し、国際社会の平和と繁栄、日本の発展に寄与しています。

ボーダレス・ジャパンの使命



持続可能な社会を目指すボーダレス・ジャパンは、2007年に設立以来、貧困や環境問題、教育といったさまざまな社会問題解決に取り組んできました。特定のジャンルに偏らず、幅広い分野で活動することにより、ソーシャルビジネスのエコシステムを確立しています。このような背景をもった両者が共同で遂行するプログラムは、社会起業家育成の新しいモデルとなるでしょう。


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