AIナレッジ管理サービス『Knouza』がトライアル版を提供開始
シースリーインデックス株式会社から発表された新しいAIナレッジマネジメントサービス『Knouza(ノウザ)』のトライアル版が、2025年7月1日から利用開始されることが決まりました。これにより、社内のドキュメントやデータを効率よく活用し、組織の生産性を高めるための強力なサポートが期待されています。
企業が抱える情報管理の課題
日々の業務の中で、企業が直面する情報管理の課題は多岐にわたります。たとえば、ベテラン社員が退職すると、蓄積されたノウハウが失われてしまうことがあります。また、自分だけが知っている情報のために、部下や後輩が順番に同じことを質問してくるという状況も珍しくありません。さらに、過去の会議での議事録を探すのに時間を費やしたり、再度同じ資料を作成する羽目になることも、多くの企業に共通する課題です。
こうした“情報があるのに使えない”というストレスを解消するために開発されたのが『Knouza』です。このプラットフォームは、AIを活用して情報の検索と整理を行い、より良い知識の活用を可能にします。
Knouzaがもたらす解決策
Knouzaは、膨大なドキュメントやデータの管理を効率化し、必要な情報を瞬時に引き出すための仕組みを提供します。特に、AIによる自然言語処理技術を用いることで、ユーザーは曖昧な表現でも正確な情報を検索できるようになります。また、ドキュメントの内容を自動的に要約し、タグ付けを行うことで、情報の整理と再利用が促進されるのです。
さらにKnouzaの特筆すべき点は、一般的なSaaS形式とは異なり、企業自身のAWS環境内にサーバーを設けて運用できることです。これにより、自社内で厳格なセキュリティポリシーに基づいたデータ管理が可能となり、外部クラウドサービスへの懸念を払拭できます。そして、買い切り型ライセンスのため、長期的に利用できる安心感も魅力のひとつです。
Knouzaの主な機能
Knouzaの主な機能は以下の通りです:
AI検索
自然言語による検索機能を備えたAI検索は、ユーザーが質問形式で入力しても適切な回答を導き出し、関連するファイルへのリンクを提供します。これにより、必要な情報に迅速にアクセス可能です。
データ一覧
登録されたファイルからAIが自動的に「テーマ」と「要約」を抽出し、それを事前に設定した「タグ」と結び付けて表示します。これにより、情報の整理が進み、検索性が高まります。
ファイル一覧
登録ファイルの一覧表示だけでなく、「ファイル内AI検索」を利用することで特定のファイル内から必要な情報を素早く見つけ出せます。削除や、関連するデータ一覧の確認も行えます。
ファイル登録
大型のファイルを効率的に登録できる機能も搭載しています。自動インポートや手動アップロードの両方に対応しています。
タグ管理
データに関連するタグを一元管理でき、柔軟に新規作成や変更が行えるため、情報の分類と検索精度が向上します。
トライアル版の募集について
Knouzaでは、正式リリースに先立って、本サービスを無料でトライアル体験できる企業様を募集中です。自社専用のAWS環境にKnouzaを構築し、気軽に試すことができます。興味のある企業は、ぜひお問い合わせください。
募集概要
- - 募集期間:2025年7月1日〜 対象企業が上限に達し次第締切
- - 対象企業:知的資産の活用およびセキュリティ強化に興味のある企業
- - 提供内容:Knouzaの全機能(β版)および導入サポート
シースリーインデックス株式会社は、2008年設立の会社で、ITソリューションの提供を手がけています。『Knouza』を通じて、知識活用の新しい時代が訪れることを期待しています。