雙葉高校の挑戦
2025-08-17 14:39:18

福岡雙葉高校生徒提案のアップサイクルワークショップが成功を収める

福岡雙葉高校生徒提案のアップサイクルワークショップが成功を収める



2025年8月16日(土)、福岡市の木の葉モール橋本で、福岡雙葉高等学校の生徒チーム「3mago」が企画したワークショップ「ペットボトルキャップでキーホルダーを作ろう!」が開催されました。このイベントは、NPO法人唐津Farm&Foodと九州探検隊との共催によって行われ、参加者は約100名に達しました。親子連れや学校関係者が多く、賑やかな雰囲気の中で実施されました。

今回のワークショップでは、生徒たちが地域から集めたペットボトルキャップを活用し、自らデザインした金型を用いて「Futabaのキーホルダー」を作成しました。廃棄されるはずだったプラスチックが、参加者の手によってひとつだけのオリジナルアイテムに生まれ変わる過程は、楽しい体験となりました。

Futabaのキーホルダーの象徴するもの



「Futabaのキーホルダー」には、生徒たちが掲げる「福岡のきれいな街から、きれいな未来をつくりたい」というメッセージが込められています。このキーホルダーは、環境への配慮と未来への希望を象徴しています。小さな芽から始まる循環型社会の実現に向けた取り組みが、今回のワークショップには表現されていました。

プラスチック汚染の問題



イベントが開催された日には、スイスで「プラスチック汚染条約」に関する国際会議が行われました。しかし、プラスチック生産量の調整に関する意見の相違から、合意には至らなかったのが現状です。このような国際的な合意形成が難しい中、地域からの小さな取り組みが未来を変えていく第一歩になると、福岡の生徒たちは信じています。

参加者の意義



ワークショップは、「サーキュラーエコノミー」(循環型経済)を実践する一環としても位置づけられています。これにより、物を廃棄物としてではなく資源として捉え、循環させる大切さを体現しました。子どもから大人までが一緒に手を動かしながらアップサイクルを体験し、プラスチックの未来について考える貴重な機会を提供しました。

環境チーム「3mago」について



「3mago」は、福岡雙葉高等学校の生徒3名による環境チームです。廃プラスチック問題を解決するためにさまざまな活動を展開しており、今回のワークショップでも金型デザインからイベント運営まで主体的に関わりました。彼らの活動は、地域社会における環境意識を高めるための重要な試みと言えるでしょう。

開催概要


  • - イベント名:Re:f Futaba factory「ペットボトルキャップでキーホルダーを作ろう!」
  • - 開催日時:2025年8月16日(土)10:00〜15:00
  • - 会場:木の葉モール橋本 ガーデンコート1F(福岡市西区)
  • - 主催:福岡雙葉高等学校「3mago」、NPO法人唐津Farm&Food、九州探検隊

このイベントは、サステナビリティの重要性を地域社会に広める取り組みとして、今後も注目されることでしょう。


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