植え込まれた愛と伝統の形『桐たんす物語』
2025年8月1日、福岡県の株式会社総桐たんす和光が公式YouTubeチャンネルで
『桐たんす物語』というユニークな楽曲を発表しました。この作品は、桐たんす職人である加島功一社長の実体験を元に、日本の婚礼文化の中心とも言える桐たんすが持つ深い意味を音楽で表現したものです。時代の流れと共に少しずつ薄れていく家族の伝統を再評価し、受け継がれる愛情や絆の重要さを伝えています。
桐たんすは、かつて日本の婚礼に欠かせないアイテムとされ、母から娘へと受け継がれる“家族の宝箱”としての役割を果たしてきました。加島社長は、「ショールームでお客様と接している中で、母が娘に桐たんすを託す瞬間に立ち会うことが多くありました。この瞬間に、ただの家具とは言えない、家族の歴史が刻まれていると感じました」と、その背景を語ります。この思いを込めて制作されたのが、
うたドラマ三部作という新しい形態の音楽です。
伝統とAIの融合
『桐たんす物語』は、3部作で構成されており、各話が楽曲で物語を展開する“うたドラマ”形式が採用されています。加島社長は、AI作曲技術を用いて楽曲を制作するだけでなく、自ら編集やミックスを手掛け、細部にまでこだわって仕上げました。その結果、聞き手を引き込むドラマチックな風景描写が生まれ、まるで本当に物語を見ているかのような感覚を味わわせてくれます。
本作のテーマは、現代の家族の絆や受け継ぐ心です。「受け継ぐ意味」を再び問うことで、伝統への理解を促し、さらにそれを未来に引き継いでいく重要性を訴えています。加島社長は、「この作品を通じて、日本の文化と伝統技術を未来へ残す意義を考えてほしい」と語ります。
特別展示会とCDプレゼントキャンペーン
『桐たんす物語』のリリースを記念して、2025年8月1日から10月末まで、総桐たんす和光の本社ショールームで桐たんす特別展示会も開催されます。来場者にはこの音楽作品のCDがプレゼントされるとのこと。実際に桐たんすを見ながら、家族の物語に触れる体験ができる貴重な機会です。
福岡の地域資源を活かし、伝統を新たな形で表現したこの作品を是非、多くの方に知って頂きたいです。日本の大切な文化と職人の技術が生きるこの音楽ドラマは、心温まる家族の物語として、多くの人々に感動を与えることでしょう。
三部作の詳細
- - 第一話: 娘に残すもの
- - 第二話: 母が残した宝箱
- - 第三話: 15年後の手紙
これらは、全てYouTubeで視聴可能です。是非ご覧になって、家族の温もりや大切さを再確認してください。
YouTube 再生リスト
お問い合わせ
株式会社総桐たんす和光
〒830-0424 福岡県三潴郡大木町三八松1048
TEL:0944-33-1421
公式サイト
この
『桐たんす物語』を通じて、私たちの文化と家族の絆を再認識し、未来へとつないでいきましょう。