建設業の未来をリアルに体感!
2025年6月12日、福岡タワーにて開催された「建設業未来展望フォーラム」では、有限会社ダイトクが特別にコンクリートポンプ車を展示しました。このイベントには、福岡県内の工業系高校や専門学校に通うおよそ420名の学生が参加し、建設現場のダイナミズムを間近で体験する機会となりました。
建設現場の魅力を伝えたい
近年、建設業界の人材不足が話題に上がる中、若年層に建設現場の魅力をどう伝えるかが重要な課題となっています。一般には公開されにくい場所であるため、学生たちには“見えにくい世界”と感じられがちです。このような背景から、ダイトクは現場に欠かせない重機を実際に展示し、学生たちが業務内容やその魅力に直接触れることができるよう企画しました。
実機展示の様子
展示されたコンクリートポンプ車は、長いアームを持ち、実際にコンクリートを供給する様子を見せることができました。参加した学生たちは、そのデザインや機能に驚き、活発に質問を投げかけていました。例えば、コンクリートを送る仕組みや操作手順、さらには災害時の利用方法についても話が広がり、学生たちの表情には好奇心が満ちていました。
さらに、ポンプ車が水を噴射できることや、消火活動の際や原発での放水など、多様な用法があることに学生たちの目が輝く瞬間も見られました。実際の重機を通じて、建設業が持つ多面性や可能性をリアルに感じ取ることができたのではないでしょうか。
代表のメッセージ
有限会社ダイトクの代表取締役社長、近藤大樹は、「私たちの事業は、暮らしを支えるインフラと深い関わりがあります」と強調しました。創業以来、建設業界に携わり続けてきた同社は、「建築という素晴らしい業界の魅力を積極的に発信し、明るい未来と豊かな地域社会の実現に力を尽くしていく」と明言しました。これは、学生たちの未来に対する希望にもつながるメッセージでもあります。
今後の展望
今回のフォーラムは、建設業の実際の現場を体験する貴重な機会になっただけでなく、業界の将来を担う若者たちへの新たなインスピレーションを与えるものとなりました。このような取り組みを通じて、福岡の建設業界の魅力がさらに広がっていくことを期待しています。参加した学生たちが将来、建設業に携わることになるかもしれないと考えると、その可能性にウキウキとしてしまいます。ぜひ今後も、このようなイベントが開催され、より多くの学生が建設の現場を体感できることを願っています。