地域愛が生んだ新たなランドマーク!
福岡市中央区にある「りすのこスクエア」で、その名も「りすのこ壁画アートプロジェクト」が始動します。これは、地域住民とアーティストmaruiko氏が共に手掛ける大規模なアートプロジェクトで、簀子地区を更に魅力的にする取り組みの一環です。
ウェルビーイングな街づくり
桜十字グループとJR九州の共同開発によって生まれた「りすのこスクエア」は、医療、介護、予防医療を柱に、地元コミュニティへの貢献を目指しています。今回のアートプロジェクトも、その理念に基づいて、地域の歴史や文化を尊重し、住民とアーティストが交流し合いながら進められています。
プロジェクトの一環として、簀子地区の住民や九州産業大学の学生ボランティアが制作に参加し、歴史ある旧簀子小学校の跡地を舞台に、地域に根差した壁画が形作られます。これにより、地域住民の愛着が表現されると共に、新たなシンボルとなることでしょう。
プロジェクトのスケジュール
このプロジェクトは、いくつかの段階を経て進行しています。以下はその主要なスケジュールです。
- - 7月8日: 簀子地区住民とのワークショップを開催し、初対面のアーティストと地域の紹介を行いました。
- - 8月中旬: ワークショップを基に原画案を作成し、住民と共にどのデザインを採用するかを決定しました。
- - 9月から: 九州産業大学のボランティアが制作をサポートし、壁画の本制作が始まります。
- - 10月中旬: 完成前の最後の仕上げとして、地域の住民を招待し、直接筆入れや色付けが行われ、その後お披露目会が開催されます。
住民とアーティストの共創
壁画のデザイン過程では、住民とのワークショップを通じて彼らの意見や思い出を反映させていきます。アーティストmaruiko氏は自身のイラストスタイルで、地域の魅力を優しく表現することを目指しています。彼の作品は地元の風景や動物をモチーフにしており、温かみのある色使いが特徴です。
マルイコ氏は、「このプロジェクトを通じて地域の皆さんと共に思い出を共有し、どのようなアートが生まれるか非常に楽しみにしています。」と述べています。住民は直接制作に関わることができる貴重な機会となり、地域愛と創造性が共鳴するでしょう。
りすのことは何か?
りすのこスクエアは、地域住民が集う場所として賑わいを見せています。駅からのアクセスも良いこのエリアは、商店街や飲食店も充実しており、街づくりの新たな拠点となっています。壁画が完成することで、さらに地域の魅力が発信され、多くの人々が訪れることでしょう。
未来への期待
この壁画アートプロジェクトは、地域が一体となって立ち上げられた初の試みであり、将来的には各地で展開される可能性も秘めています。住民の方々が直接関わることで、彼らのアイデンティティを生かした豊かな地域文化の発展が期待されています。出発点となるこのプロジェクトが、地域の未来を彩る大きな一歩となることでしょう。
10月には壁画の完成が控えており、地域に新たな彩りが生まれる瞬間を多くの人が心待ちにしています。情報はりすのこスクエアの公式ウェブサイトやSNSで随時発信される予定なので、ぜひ注目してください。