美しきピンクの穂が彩る秋の風景
国営海の中道海浜公園(福岡市東区)で、魅惑的な秋の風物詩であるミューレンベルギア・カピラリスが見頃を迎えています。このオーナメンタルグラスは、柔らかいピンク色の穂を持ち、その美しさで訪れる人々を虜にしています。広大な公園内で、ふわふわした穂に触れたくなる衝動に駆られることでしょう。
11月上旬まで楽しめる魅力
ミューレンベルギア・カピラリスの見頃は、11月上旬まで続く見通しです。この時期には、色あせたお花も趣深く、変化する草姿を楽しむことができます。さらに、周囲の植物との絶妙なコラボレーションも見逃せません。たとえば、真っ赤なコキアとの共演や、モミジバフウの紅葉とともに秋の風景を演出します。
秋の深まりを感じる風景
10月上旬、まだ残暑が感じられる中でミューレンベルギアは見頃を迎え、白い光を放つ花火のような姿を見せます。そして、10月下旬には一番の見頃を迎え、コキアとの色彩の対比が美しい瞬間を作り出します。11月上旬になると、赤いモミジバフウとのコラボによって、さらなる秋の深まりを感じさせてくれます。
11月下旬には、ミューレンベルギアの穂が色褪せ、柔らかなベージュの色合いに移る様子が、夕日を反射してほのかにオレンジ色に染まる姿は息を呑む美しさです。
様々な楽しみ方
国営海の中道海浜公園では、四季折々の花々が訪れる人たちを楽しませています。動物の森では、リスザルやカピバラ、カンガルーなどの愛らしい動物たちと触れ合うことができ、子供から大人まで楽しめるアクティビティも充実しています。2022年には新たに「光と風の広場」が誕生し、『憩う・学ぶ・遊ぶ』が体験できる滞在型レクリエーション拠点として、多くの人々に親しまれています。
アクセスと情報
国営海の中道海浜公園は、博多湾と玄界灘に挟まれた「海の中道」に位置し、東西約6キロメートル、面積約350ヘクタールという広大な敷地を有します。魅力たっぷりのこの公園を訪れる際は、公式ホームページで開花情報をチェックすることをお勧めします。
施設情報
今年の秋は、福岡の国営海の中道海浜公園で、美しいミューレンベルギア・カピラリスを眺めながら、心穏やかなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。