現場クラウドAruneの大幅リニューアル
建設業界向けに特化した現場リソース管理システム「現場クラウドArune」が、株式会社現場サポートの手によって大幅にリニューアルされました。新システムの導入により、クライアントのさまざまなニーズに応える機能が強化され、「見える、変わる」という新たなコンセプトのもと、業務の効率化とコスト削減を一層サポートします。これにより、特に中小規模の施工会社が直面している数々の課題に対応するための基盤が整いました。
リニューアルの背景
多くの建設現場では、「見えない」や「分からない」といった問題が散見されます。具体的には、人員の配置に時間がかかり、急な計画変更への柔軟な対応が困難であること。さらには、重機の稼働状況が把握できずに無駄なレンタルをしてしまうといった状況が多く見られます。これらは現場の非効率性やコスト増につながる要因です。現場クラウドAruneは、これらの問題を解消するために、まさに「段取りと稼働が見える」システムとして生まれ変わりました。
主な特長
1. 人員・重機配置計画の劇的改善
新しいAruneでは、ホワイトボードのような直感的なドラッグ&ドロップ操作で、誰でも簡単に人員や重機の配置計画が立てられます。計画をリアルタイムで社内で共有することで、「あの職人さんは別の現場に配置できるか?」といった問い合わせの手間を大幅に削減。急な計画変更にも即座に対応でき、空きリソースの把握が容易になりました。これにより、現場間でのリソースの奪い合いや不必要なレンタルの削減が実現し、コストが最適化されます。
2. スマートな重機管理
重機の点検を簡素化するため、点検簿ページを二次元バーコード化しました。この仕様により、スマートフォンを使って簡単に点検が行えるようになります。これにより、紙ベースの管理から解放され、常に最新の点検状況をシステム上で確認できるほか、月次の点検簿をExcel形式で出力することで書類作成の手間も削減。点検漏れのリスクが大幅に低減され、管理がより効率的に行えるようになります。
3. センサーによる重機情報の自動取得
重機に取り付けたセンサーを活用することで、リアルタイムでの位置情報や稼働状況を把握できます。機種やメーカーに関係なく一元管理が可能で、取得したデータはCSV形式で出力し解析に利用できます。これにより、非稼働重機の有効活用や稼働の最適化が図られます。なお、センサーの導入には別途契約が必要となります。
今後の展望
株式会社現場サポートは、お客様の声に耳を傾け、さらなる機能拡充を目指していきます。近日中には、各現場の情報を一覧表示する機能やサイネージ表示機能をリリース予定で、今後も続々と新機能を追加していく予定です。現場クラウドAruneは、施工会社のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力にサポートし、持続可能な成長を実現することに寄与していきます。
製品情報
- - 製品名:現場クラウドArune
- - リニューアルリリース日:2025年6月30日(月)
- - 主な機能:人員・重機管理、稼働状況把握、稼働予定登録・共有、位置情報確認、点検記録管理
- - 利用料金:基本月額利用料30,000円、センサー利用料 月額5,000円/台(税別)
- - 製品サイト:現場クラウドArune公式サイト
会社概要
- - 株式会社現場サポート
- - 所在地:鹿児島市武1丁目35-4
- - 代表者:福留 進一
- - 設立:2005年8月11日
- - 事業内容:建設業向けソフトウェア・クラウドサービスの企画・開発・販売・サポート
- - 理念:「チームを活かす、だれもが活きる」
- - URL:株式会社現場サポート公式サイト
今回の大幅リニューアルを経て、現場クラウドAruneは、より一層建設現場の課題解決に寄与できるシステムへと進化しました。