博多の名店が誕生から48年を迎え、再生の時を迎える
こんにちは、福岡エリア担当の記者です。福岡市東区は、長年愛され続けている名店「うちだ屋」から目が離せません。2025年11月19日、創業の地・多々良で新たにリニューアルオープンする「うちだ屋 多々良店」が、今注目のスポットになります。
48年の歴史を持つ「うちだ屋」とは?
「うちだ屋」は1977年に創業し、うどん・そば・丼・定食など和風の料理を提供するレストランです。その最大の魅力はこだわり抜いた天然だしのスープと、厳選された小麦粉を使ったふんわりもちもちのうどん。博多の“やわうどん文化”を支える存在として、長い間地域に愛されてきました。
多々良地区で愛されたこの店舗は、平成初頭には多ブランド展開を果たし、1998年には120店舗以上を展開。その後も多様な業態展開を進め、現在では九州各地に42店舗を営業中です。
新たなリブランディングプロジェクトの始動
近年、「うちだ屋」は株式会社こむぎののグループ傘下となり、地域ブランドの再興を目指してリブランディングプロジェクトをスタートしました。地域に根ざした食文化を尊重しながら、新しい成長の形をともに模索し、地域企業再生モデルとして新たな道を歩んでいく計画です。
Specialな取り組みとして、リニューアルにあたり「多々良店」は、現代のライフスタイルに寄り添う設計へと生まれ変わります。
店内の新しい設計とサービス
新たな「うちだ屋 多々良店」では、快適さや利用のしやすさを一層重視した設計が施されます。店舗内にはカウンター席が増設され、お一人様でも気軽に来店できる構成に。掘りごたつ席も新たに設けられ、家族連れや高齢者にも配慮した空間が魅力です。
また、タッチパネル注文やキャッシュレス決済が導入され、スムーズなサービスが実現します。この新しい店舗デザインは、親しみやすさと進化をバランスよく融合させ、地域の皆さんからより一層愛される場所を目指しています。
幅広い世代に対応した新メニュー
リニューアル後には、お客様のニーズに応える新メニューが増えます。特に、女性や高齢者の方にも楽しんでもらえるよう、「ミニサイズ丼」や「デザート付きセット」が加わります。ランチタイムでは、選べるうどんと新しいミニ丼、気軽にオーダーできるランチコーヒーなど、バリエーション豊かな料理が待っています。既存のお客様だけでなく、初めて訪れる方にも楽しんでいただけるラインナップが揃います。
さらに、風味豊かな「かしわ」メニューや、広島産カキを使った冬季限定の「カキフライ定食」、ボリュームたっぷりの「もつ鍋定食」など、地域の味わいも強化されています。
店舗の詳細・アクセス
「うちだ屋 多々良店」リニューアルオープンの詳細は以下の通りです。
- - 店舗名: うちだ屋 多々良店
- - グランドオープン: 2025年11月19日(水)
- - 住所: 福岡県福岡市東区多々良1-33-6
- - 電話番号: 092-662-7740
- - 営業時間: 11:00〜21:00
- - 定休日: 年中無休
- - 座席数: 38席(カウンター23席/テーブル11席/座敷4席)
- - 駐車場: 26台
- - Instagram: 公式Instagram
- - 公式サイト: うちだ屋
オープニング特典として、数量限定でオリジナルステッカーが配布されるとのことです。
株式会社こむぎのの展望
株式会社こむぎのは、「食を通じて、顧客と従業員の夢を実現する」というビジョンのもと、飲食部門に特化した革新的な取り組みを続けています。多業態展開を通じて得た知識と経験を活かし、地域ブランドの再生に向けた試みを積極的に進めています。
福岡の知恵と食文化を守りながら、現代のニーズに合った新しい店舗体験を提供する「うちだ屋」は、今後ますます目が離せない存在となるでしょう。ぜひ多くの方に足を運んでいただき、その進化を体感してほしいと思います。