商業施設での次世代調査ツール実証実験、福岡にて開始

福岡で次世代リサーチツール「POLLS」を活用した実証実験がスタート！

curioph株式会社とFJアーバンオペレーションズが、福岡市博多区の商業施設「キャナルシティ博多」内にある「Good Market Kyushu」にて、2025年4月21日から次世代リサーチツール「POLLS」を活用した概念実証（PoC）を開始しました。この取り組みは、AIにより店舗の訪問者からリアルな“本音”を引き出し、従来のアンケートやインタビュー手法では把握できなかった購買行動の背景や潜在的なニーズを明らかにすることを目指しています。

なぜ今「POLLS」が必要なのか？

最近の商業施設では、ただ「どの商品が売れているか」だけでなく、「なぜその商品を選んだのか」「なぜ購入に至らなかったのか」といった、行動意思決定の理由を理解することが重要視されています。しかし、従来の手法ではこれらの情報を効率的に収集することが難しく、特に外国人観光客など多様な属性の顧客に対しては、多言語での深いリサーチが求められます。

実証実験の詳細について

本実証実験では、「Good Market Kyushu」への来店者をターゲットに、POLLSを使用し自動でインタビューを実施します。このインタビューは個々の訪問者の回答に応じてシナリオ分岐し、感情の変化や生活背景に関する情報を深堀りします。収集したデータは、単にアンケート結果として終わるのではなく、企業のマーケティング資産として蓄積されるのです。

「POLLS」の強み

このツールは、従来型のBIツールに留まらず、収集した情報を基に自動的にクロス分析や質的調査レポートを作成できます。また、回答者の意見を基にした「紹介文UGC（ユーザー生成コンテンツ）」を作成し、共感を呼ぶ内容として企業の新たな広告チャネルを開拓します。これらの機能により、企業は広告費を抑えながらも効果的なマーケティング活動を展開することが可能となります。

キャナルシティ博多の魅力

キャナルシティ博多は、約35,000平米の広さを誇り、ショッピングモールや映画館、劇場、アミューズメント施設、さらにはホテルやオフィスと多種多様な施設が集結した複合施設です。年中無休で、ショップやレストランも多く、さまざまな層の顧客に対応しています。

まとめ

「POLLS」を利用したこの実証実験は、福岡における新しいマーケティング手法の進化を示すものであり、地域の商業活動においても注目されています。これからのポストコロナ時代において、深い顧客理解が企業の成長を支える重要な要素となるでしょう。実証実験の結果により、今後のマーケティング戦略にどのように活用されるか、期待が寄せられます。興味のある方はぜひ「Good Market Kyushu」まで足を運んでみてください！