シロアリに関する認識調査:羽アリの危険性を知ろう!
株式会社ダスキンが実施した「シロアリへの理解」に関する調査結果をお伝えします。この調査は、全国の持ち家に住む438名を対象に行われ、シロアリの羽アリが活発に飛び立つ4月から7月にかけて、シロアリへの認識を知ることを目的としています。シロアリは被害を発見しづらい害虫ですが、羽アリの存在がその警告となります。
調査ハイライト
調査の結果、以下のことが分かりました。
- - 羽アリ認知率は85.9%:調査対象の約85%が羽アリの存在を知っていますが、その詳細な特徴を理解している人はわずか23.3%。
- - 羽アリの危険性の理解:羽アリを見かけた場合、シロアリが生息している可能性があると理解している人は約15%にとどまりました。
このように、羽アリについての知識は広まっていますが、実際の危険性や対策に関する理解が不足していることが浮き彫りになりました。
羽アリとシロアリの基本知識
シロアリは光や乾燥を嫌い、湿気の多い場所で静かに活動を続けます。羽アリの出現は新しい巣の形成を示唆するため、注意深く観察することが大切です。厳密には羽アリは繁殖するために群飛し、新しいコロニーを作る役割を果たします。
日本には主に
ヤマトシロアリと
イエシロアリの2種類が生息しています。特にイエシロアリは自ら水を運び、建物全体を湿らせるため注意が必要です。
シロアリの被害をチェックするポイント
シロアリの被害を未然に防ぐために、以下の5つのチェック項目を参考にしてください。
1.
庭にある杭や垣根がグラグラしている。
2.
羽アリやその群飛を見かけた。
3.
床やドアに異常がある。
4.
基礎の木部やコンクリートに蟻道が見つかる。
5.
壁や柱を叩いて空洞音がする。
これらの項目に心当たりがある場合は、専門の業者に相談することをお勧めします。
シロアリ対策アプリ「虫みっけ!」
また、シロアリ疑いの虫を見かけた際には、
「虫みっけ!」というアプリが心強い味方です。アプリに虫の写真を撮らせれば、その種類をAIが解析し、対策方法まで提案してくれます。特にシロアリと判断された場合、無料の床下調査を依頼することも可能です。
最後に
私たちの住空間を守るためには、シロアリに対する理解を深め、羽アリの確認を通じて早期に対策を取ることが重要です。ダスキンで提供されている無料診断や、アプリの活用を検討して、確実な対策を講じましょう!