団地再生プロジェクト
2025-10-08 13:07:23

DIYで新しい住まいを創造!福岡市の団地再生プロジェクト

DIYで新しい住まいを創造!福岡市の団地再生プロジェクト



昨今、少子高齢化や人口減少に伴い、団地の空き住戸が増加し、地域が抱える問題が深刻化しています。そんな中、福岡市ではグッデイと福岡県住宅供給公社が共に取り組む「DIYリノベーションによる団地再生プロジェクト」が注目を集めています。このプロジェクトは、住民が自ら手を動かして住まいを改修するという新たなライフスタイルを提案し、地域の活性化を目指しています。

団地再生に向けた意義



全国的な問題でもある団地の空き住戸増加は、地域の活気を奪い、治安や防災面でのリスクを高める要因ともなります。福岡市でも、築50年以上の舞松原団地はその象徴的な存在。ここでの入居率は半数以下と低迷しており、多くの人々が再生に向けた解決策を求めています。グッデイと福岡県住宅供給公社は、この貴重な課題に取り組むため、11月から団地DIYリノベーションの第二弾を展開することを決定しました。

DIYリノベーションプロジェクトの内容



舞松原団地では、空き住戸を利用したモデルルームの改装を行います。具体的には、子どもと楽しむ“ベランピング”スタイルや、シンプルで心地よい北欧のミニマルスタイル、そして高齢者向けの安全・安心を重視したセーフ&スマートな住まい方など、多様なライフスタイルを提案します。

子どもと楽しむキャンプ&DIY



このモデルルームでは、キャンプギアを取り入れた遊び心満載の空間が展開されます。押入れを子供たちの秘密基地のように改装し、家族で一緒に楽しめるスペースを実現。このような工夫により、団地が「ただの住まい」から「家族が共に作る楽しさを体験できる場所」へと変化します。

ミニマル北欧風



また、北欧を意識したシンプルで洗練されたデザインの部屋も魅力的です。ダイニングや水回りを開放感あふれる空間にすることで、団地特有の閉塞感を払拭し、心地よい住まいを提案。住まう人の個性を生かす余地を与えてくれます。

セーフ&スマートな暮らし



高齢者やシニア世帯への配慮も大切です。防犯や防災面に力を入れた改修を行い、IoT家電も導入。誰にでも優しい、そして安心して暮らせる住まいを実現します。手すりや防犯カメラの設置、スマートキーの導入によって、暮らしの質が向上します。

DIYの楽しさを共有する



このプロジェクトでは「Do It With Us(DIwU)」というスタイルを提唱し、入居者とグッデイのスタッフが共に手を動かします。住民が自らの住まいに関わることを通じて、地域のつながりを育てる取り組みにも力を入れるそうです。今後はDIYアドバイザーによるワークショップも開催される予定で、DIYの楽しさを学ぶ機会となることでしょう。

期待される成果



舞松原団地の取り組みにより、住む場所から「自ら創る場所」への転換が進んでいます。これは全国的な空き家問題や団地再生の有望な解決策の一つとして、多くの期待が寄せられています。地域の活性化とともに、住まいづくりの楽しさを伝えることで、より豊かな暮らしを提供できることに情熱を燃やしているグッデイと福岡県住宅供給公社の今後の活動に注目です。


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