YEデジタル、AI活用
2025-08-21 10:58:00

YEデジタル、生成AIを利用した新運用保守サービスを開始

YEデジタルが新たに運用保守サービス「AQUA運用監視サービス」を開始



株式会社YEデジタル(福岡県北九州市)が提供する倉庫自動化システム「MMLogiStation」が、12月から新しい運用保守サービス「AQUA運用監視サービス」を導入します。このサービスは、生成AIを駆使しており、特に運用保守の効率を大幅に改善することが期待されています。

概要



「MMLogiStation」は、これまで運用保守サービスが組み込まれており、同社の物流DXサービスセンターによる運用サポートや分析レポートが提供されていました。新たに追加される「AQUA運用監視サービス」は、インシデントの自動起票機能やナレッジの蓄積と検索を行うことで、問題解決を迅速に行うための支援を行います。

AQUA DataFusionの活用



「AQUA運用監視サービス」は、YEデジタルが開発した運用保守データ活用サービス「AQUA DataFusion」というプラットフォームを基にしています。このサービスにより、運用保守に関連する情報を一元的に管理し、生成AIによる分析やナレッジの活用が可能になります。

具体的には、ユーザーが直面する問い合わせ対応業務の効率化や品質向上を支援するだけでなく、適切な保全管理を実現するための強力なツールとなるでしょう。さらに、当社の物流DXサービスセンターは、これを通じて「MMLogiStation」利用者へのより質の高いサービスを提供し、ナレッジデータも直接参照可能にすることで、問題の早期解決を図ります。

期待される効果



このサービス導入による大きな利点は、物流DXサービスセンターにおけるサービスの向上をもたらし、以下のような具体的な成果が期待されています:

  • - データ連携による早期インシデント自動起票:これにより、迅速なデータ化が行われます。
  • - インシデント復旧手順の管理と情報共有:復旧に要する時間を管理し、事前に停止時間を予測することが可能になります。
  • - 生成AIによるナレッジ照会:質の高い対応が行えるようになります。
  • - ナレッジの活用による効率化:ユーザー間で共通のナレッジが形成され、インシデント情報が整理されます。

また、顧客の作業負担を軽減し、インシデント対応における早期解決を実現することで、業務の分析状況も把握しやすくなるでしょう。具体的には、復旧手順や復旧時間の情報をスマートフォンやタブレットで手軽に登録でき、現場でのインシデント情報を迅速に処理できます。

将来への展望



YEデジタルは今後もWESを倉庫のプラットフォームとして活用し続ける一方で、さらなる倉庫自動化やデータ活用を進め、「持続可能な物流」の実現に向けて取り組んでいきます。これにより、顧客と共に新たな物流の未来を切り開いていくことでしょう。

会社概要
  • - 商号: 株式会社YE DIGITAL (YE DIGITAL Corporation)
  • - 設立: 1978年2月1日
  • - 代表者: 代表取締役社長 玉井裕治
  • - 所在地: 福岡県北九州市小倉北区米町二丁目1番21号

詳細な情報はこちらからご覧いただけます。


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