CIC Fukuokaに新拠点
2025-10-17 15:48:14

立命館アジア太平洋大学がCIC Fukuokaに新たな拠点を開設し地域連携を強化

立命館アジア太平洋大学、CIC Fukuokaに新たな拠点を開設



立命館アジア太平洋大学(APU)が、CIC Fukuokaに社会連携の拠点を新設しました。CIC Japanが運営するこの施設は、福岡・天神という地で国内外のスタートアップや企業、大学、行政機関が集結する共創の場として知られています。

APUの多文化共生の取り組み



APUは、170以上の国・地域から学生を受け入れ、多文化共生の実践を通じて日本の高等教育の国際化を進めてきました。新たにCIC Fukuokaに設けた社会連携拠点では、企業や地方自治体とのコラボレーションを強化し、地域社会の課題解決に積極的に関わることを目指しています。

この取り組みは、グローバル人材の育成や社会的インパクトの創出に繋がると期待されており、地域産業の活性化にも寄与するでしょう。CIC Fukuokaのゼネラル・マネージャーである清水邦彦氏は、APUの入居を心から歓迎し、異文化理解に関する研究や多様なバックグラウンドを持つ学生たちが福岡のスタートアップと接点を持つことで、外国人雇用の促進につながると述べています。

CIC Fukuokaの役割



CIC Fukuokaは、東京に次ぐ国内の拠点として、2025年にスタートすることが予定されているイノベーションセンターです。ここは、アジアのリーダー都市として知られる福岡に位置し、地理的優位性や持続的な経済成長を背景に、スタートアップを支えるための取り組みが進められています。

福岡市は、2012年に全国初の「スタートアップ都市・ふくおか宣言」を行い、行政、産業界、学術機関が連携してスタートアップ支援に取り組んできました。CIC Fukuokaは、この多様な機関が連携する場となり、地域のイノベーションエコシステムを一層深めていく役割を担っています。

教育機関と産業界の接点を強化



今回のAPUの新拠点設立により、学術的な知見と実践的なイノベーションが融合される新たな試みが始まります。教育機関と産業界の接点が強化されることで、学生たちは実社会での経験を積むことができ、地域の企業も多様な視点からのアイデアや人材を得る機会が増えるでしょう。

清水マネージャーは、APUがCIC Fukuokaのコミュニティに参加することで、地域から世界へと展開する企業が生まれることを期待しており、引き続き産学官の垣根を越えた共創を進めていくとしています。

地域の未来を共に考える



立命館アジア太平洋大学とCIC Fukuokaの新たな連携は、福岡市内における産業や教育の発展における大きな一歩となります。この協力関係が、地域課題の解決や人材の育成につながることを願います。そして、これからも福岡がアジアのリーダー都市として発展し続けることを期待してやみません。


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