福岡初！ひとり親家庭への食支援が始まります「WeSupport Family」と「ドゲンジャーズ基金」

九州初！ひとり親家庭への新たな食支援

福岡県で、この度「WeSupport Family」と「ドゲンジャーズ基金」が連携し、ひとり親家庭に対する食支援活動を始めます。この取り組みは、9月28日に初回支援が実施され、困窮するひとり親家庭に食材を届けることを目的としています。

「WeSupport Family」とは

「WeSupport Family」は、ひとり親家庭を支援するプラットフォームで、主に食材や物資の提供を行っています。これまでの支援実績は一都三県を中心に支えてきたものの、九州地方への展開が待望されていました。今回の取り組みを通じて、更なる食支援を必要とする家庭に直接アプローチできる機会が増えることを期待しています。

「ドゲンジャーズ基金」とは

「ドゲンジャーズ基金」は九州の特撮ヒーローたちが結集して設立された基金です。子どもたちや地域のために、貧困家庭への食材提供や訪問活動など、さまざまな社会貢献活動を行っています。ドゲンジャーズは、テレビやYouTubeで人気を博し、地域の企業からも広く支持されています。

ドゲンジャーズのフードドライブの様子

食支援の背景

福岡県は、全国的に見ても高い離婚率を誇り、ひとり親家庭の貧困率も非常に高いとされています。具体的には、令和4年の調査によると、ひとり親家庭の貧困率は約44.5％にのぼり、全国平均の3倍以上の高い数値です。この深刻な状況を受け、特に支援が必要とされる福岡県が今回の支援活動の第一歩となりました。

今後の展望

初回の支援では約100世帯に食材が届けられる予定で、これに続いて10月以降は本格的な支援がスタートします。今後は、約3,000世帯分の食料品寄付を目指し、地域の拠点を活用してさらに多くの家庭に届くよう、持続可能な支援を展開していく考えです。これまで一都三県に集中していた支援が、九州地方にも広がり、地域と連携した活動が促進されることを期待しています。