出前授業「Next Traditional 2025」の概要
10月8日(水)、福岡市立赤坂小学校では、株式会社明治産業主催の出前授業「Next Traditional 2025」が開催されます。これには、著名な造形作家である鹿児島睦氏と人形師の中村弘峰氏が講師として参加し、子どもたちに福岡の伝統文化の魅力を伝える貴重な機会が提供されます。
プログラムの目的
この出前授業は、2022年からラブエフエム国際放送株式会社と共同で行っているもので、地域の伝統文化に触れることで子どもたちの創造性を育むことを目的としています。参加するのは、福岡市立赤坂小学校の4年生で、地元の伝統的な工芸技術に直接触れ、モノづくりの楽しさを体験できる内容になっています。
前回の授業の振り返り
前年度の授業では、中村氏が制作監修した干支の素焼き人形に子どもたちが自由に色や柄を絵付けする体験を行いました。この活動を通じて、子どもたちは博多の伝統工芸に親しみ、創造力を発揮してきました。
特別プログラムの特徴
今年の授業では、特別プログラムとして、世界的に活躍するアーティスト鹿児島睦氏が参加します。鹿児島氏は、日常生活の中に美しい器を取り入れることの重要性を提案し、ものづくりの楽しさやセンスを子どもたちに伝える予定です。
スケジュールの詳細
授業は、午前9時15分に座学から始まり、博多の伝統工芸や博多人形の歴史、絵付けの工程、鹿児島氏の作品についての学びからスタートします。そして10時35分からは実際に人形の絵付け体験が行われます。11時20分に終了予定です。
講師プロフィール
鹿児島睦(かごしま まこと)氏
陶芸家として知られる鹿児島氏は、1967年に福岡県で生まれ、アートの世界で広く認められています。彼の作品は、国内外での個展を通じて、多くのファンに支持されています。また、多様なプロダクトやアートプロジェクトにも関与しており、近年では福岡・天神の「ワンビル」の壁面タイルアートも話題にです。
公式サイト:
鹿児島睦
中村弘峰(なかむら ひろみね)氏
中村氏は、福岡県で生まれ、伝統的な博多人形の技術を活かした新しい作品を生み出しています。彼の作品には、現代アスリートをテーマにした「アスリートシリーズ」や、古典的要素と現代のユーモアを融合させた「動物シリーズ」などがあります。
公式サイト:
中村弘峰
会社情報
株式会社明治産業は福岡市に本社を構え、LPガス供給やリノベーション、不動産管理などを手がけています。地域の持続可能な発展と、子どもたちが創造性を高める機会を提供する熱意を持って、継続的に地域貢献に努めています。
住所:福岡市中央区薬院1-14-5 MG薬院ビル4F
電話:092-736-7711
ウェブサイト:
明治産業
以上のように、福岡市立赤坂小学校で行われる「Next Traditional 2025」は、福岡の伝統工芸を学び、創造性を育む素晴らしい機会です。地域の子どもたちに新たな学びと体験を提供するこのプログラムは、今後ますますの発展が期待されます。