外国人向け賃貸の新サービス「APJサポートサービス」
外国人向け賃貸サイト「Apartment Japan」を運営するDID-GLOBAL株式会社は、新たに通訳機能付きコールセンターサービス「APJサポートサービス」の提供を開始しました。これは、Renxa株式会社とのパートナーシップのもと、日本での賃貸契約をよりスムーズに進めるために設計されたサービスです。
サービスの特徴
この新しいサポートサービスは、外国人が母国に居ながらも日本の物件を探し、契約することを可能にします。具体的には、Apartment Japanのウェブサイトで物件を選んだ際に、専用アイコンを通じてコールセンターにアクセスでき、英語での問い合わせやサポートが受けられるというものです。
コールセンターは、不動産取引に関する様々な質問を英語で受け付けており、必要に応じて加盟店に確認し、翻訳を行う体制を整えています。契約前後のサポートをトータルで提供することで、外国人入居者がより安心して日本での生活を始められるようサポートします。
日本初のDX賃貸プラットフォーム
Apartment Japanは、日本で1ヶ月以上の滞在を希望する外国人に特化した、英語でのワンストップ賃貸プラットフォームです。物件探しから見積もり、申込、電子契約、クレジット決済までを一貫して行うことができるシステムで、今まで漠然とした不安を抱いていた外国人にも安心感を提供します。
APJサポートサービスに期待される効果
このサービスが導入されることで、期待される効果は多岐にわたります。まず、外国人ユーザーの安心感の向上が挙げられます。英語で即時に疑問を解消できる環境は、契約率の向上に直結するでしょう。また、音声通話というリアルタイムでのサポートによって、心理的な安心感も高められ、申込や契約が促進されることが期待されます。さらに、不動産事業者にとっては、英語対応のスタッフがいない企業でも、一次対応を外部化できるため、負担が軽減されることが重要です。
ライフライン契約支援や地域活性化も見据えて
一方で、入居後のライフライン契約をサポートするため、Renxaの「Lifestyle Advisor Global」との連携も行われています。この仕組みによって、電気やガス、インターネットの契約も多言語で行えるため、初めて日本に住む外国人にとっては心強い存在になるでしょう。
今後は、Apartment Japanが全国の管理会社やオーナーへの導入を進め、外国人入居者がよりスムーズに日本での生活を始めることができるよう、取り組んでいく予定です。これは地域活性化や外国人定住促進にも寄与する事業であり、地方の空室対策にも貢献できる行動と言えるでしょう。
まとめ
今回のAPJサポートサービスは、外国人が日本の賃貸物件を利用する上での障壁を大幅に軽減するものです。DID-GLOBALの斬新な取り組みにより、多くの外国人が安心して日本で新生活をスタートできることが期待されています。今後の展開に注目が集まります。