山梨県上野原市とエスプールが協力し脱炭素化を推進
2023年10月、山梨県上野原市は株式会社エスプールと包括的連携協定を締結し、地域の脱炭素化を目指す取り組みを開始しました。この協定は、上野原市が推進する「ゼロカーボンシティ」宣言を具体化するための重要なステップです。
協定締結の背景
当社、エスプールは長年にわたり自治体向けの脱炭素支援事業を展開し、CO₂の排出量を算定し、温暖化対策の計画を策定・実行支援しています。一方で、上野原市は2023年1月に「廃棄物と環境を考える協議会」に加盟し、「ゼロカーボンシティ」宣言を行いました。この宣言は、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするという地域の意志を示しています。これに伴い、エスプールと上野原市は協力して、具体的な施策を進めていくことになりました。
提携の具体内容
この連携においては、上野原市のゼロカーボンシティの実現に向けて、計画の策定から実施まで広範囲にわたって支援を行います。具体的には、次のような活動が予定されています。
1.
基礎調査の実施: 地域内の温室効果ガス排出量を把握し、削減可能な分野を特定していきます。
2.
地域資源の活用: 上野原市内の森林や河川、日射など豊富な地域資源を活用した調査を実施し、持続可能な地域づくりを推進します。
3.
再生可能エネルギーと省エネルギーの導入支援: 地域に適したエネルギーソリューションを検討し、具体的なアドバイスを提供します。
4.
環境啓発活動: 市職員、住民、事業者に対し環境への意識啓発を行い、全体的な脱炭素意識を高めていきます。
今後の展望
このような取り組みを通じて、上野原市は地区全体で脱炭素化を進め、地域の持続可能性を高めることを目指します。エスプールとの連携は、全国で26件目、山梨県内では初めての事例となり、他の自治体の良い手本となることでしょう。地域の皆様もこの変革に参加し、一緒に未来を築いていくことが期待されます。
お問い合わせ
本取り組みに関する詳細な情報は、株式会社エスプールの自治体環境みらいカンパニーへお問い合わせください。
これからも上野原市とエスプールは、地域の環境保全に貢献しながら、より良い未来を築いていきます。