福岡で未来の人材を考える「人材2030プロジェクト」
2025年7月15日、福岡市のONE FUKUOKA CONFERENCE HALLにて、「人材2030プロジェクト」のキックオフイベントが開催されます。このプロジェクトは、福岡地域戦略推進協議会(FDC)が主催するもので、今後の社会や産業構造の変化に対応した人材戦略を模索するという重要な目的を持っています。福岡は新しいビジネスエコシステムを形成しつつあり、そこで必要な人材像をしっかりと回り込むことが求められています。
イベントの概要
このキックオフイベントでは、2030年に向けた人材とスキルの変革について議論が行われます。参加者は、企業や大学、行政などの関係者であり、人材の重要性について関心を持つ方々です。プログラムは、開会挨拶や基調講演、対談セッションなどから構成されており、装置的な内容となっています。
- - 日時: 2025年7月15日(火)15:00~17:00(14:30 受付開始)
- - 会場: ONE FUKUOKA CONFERENCE HALL Presentation Room 1
- - 参加対象: 企業・大学・行政の関係者(無料)
キーパーソンによる基調講演
この日の目玉は、東京大学未来ビジョン研究センターの西山圭太客員教授による基調講演です。西山氏は、2030年に向けた人材やスキルの構造転換に関する最新の知見を解説し、将来にどのような人材が求められるかを示します。彼の著書『DXの思考法』は、デジタルトランスフォーメーションを目指す多くのビジネスパーソンに影響を与えています。
産業構造の変化に対応
続く対談セッションでは、政府や民間からの専門家が集まり、全国的なDX(デジタルトランスフォーメーション)、GX(グリーントランスフォーメーション)およびスマートシティに関する現場での人材課題を検証します。落合孝文氏と小泉誠氏という著名なゲストが参加し、それぞれの領域における知見を共有します。
福岡のビジネスエコシステム
福岡は今、全国の中でも新しいビジネスエコシステムを形成する先駆的な地域として注目を集めています。そのため、他地域に先駆けて必要な人材を育成し、確保するための施策を打つことが競争力の源泉になります。これにより、福岡は人材育成の新たなモデルケースとなり、地域の成長を牽引する存在となるでしょう。
参加申し込みとプロフィール
本イベントの参加申込は、主催のFDCが提供する申し込みフォームから可能です。幅広い業種の皆様が参加でき、視野を広げる貴重な機会です。
登壇者プロフィール
西山圭太氏
東京大学未来ビジョン研究センター客員教授。過去には通商産業省に勤務し、産業政策の第一線で活動してきました。
落合孝文氏
渥美坂井法律事務所のシニアパートナー弁護士として、ビジネスへのアドバイスを行っています。
小泉誠
福岡地域戦略推進協議会のフェローで、デジタル政策を推進するとともに、人材育成の重要性を訴えています。
このキックオフイベントは、未来の人材像を描くための重要な第一歩です。皆様の参加をお待ちしています!