麻生専門学校グループと壱岐市が締結した協定の意義
2025年7月16日、長崎県壱岐市と麻生専門学校グループが地域との持続的な協働を目的とする「エンゲージメントパートナー協定」を結びました。このパートナーシップは、地域と教育機関が共に未来を築く新しい関係性を模索するものです。壱岐市が専門学校とこのような協定を結ぶのは、麻生専門学校が初めてであり、注目が集まっています。
協定締結の背景
壱岐市は、人口減少や少子高齢化といった重要な社会問題に対して、積極的に取り組んでいます。市が掲げる「CULTURE TERMINAL, IKI」構想は、文化、自然、人との交流を促進し、地域社会での持続可能なイノベーションの創出を目指しています。
麻生専門学校グループは、壱岐市のこうした地域主導の活動に強い興味を抱き、学生が地域と密接に関わることでリアルな学びを得る貴重な機会と捉え、協定の締結に至ったのです。
協定締結式の詳細
協定の締結式は壱岐市役所の郷ノ浦庁舎応接室で行われ、以下のプログラムが予定されています。
- - 日時: 令和7年7月16日(水)10:00から約30分
- - 場所: 壱岐市役所 郷ノ浦庁舎2階
式次第は、まず開式の後、出席者の紹介、協定書の内容確認、実際の協定締結が行われます。その後、知事や麻生専門学校グループの理事長からの挨拶があり、最後に閉式となります。
麻生専門学校グループについて
麻生専門学校グループは1939年に設立され、福岡県内で12校の専門学校と高等部を運営しています。西日本最大級の専門学校グループとして、九州全域や山口、沖縄から多くの学生が進学しています。卒業生は72,000人を超え、教育分野もIT、ゲーム、デザイン、建築、医療福祉、観光・サービス、自動車など多岐に渡ります。
このグループでは、学生一人ひとりの能力や目標に応じた教育を重視し、実践的なスキルを育成しながら、個々の夢や目標に向かって成長を支援しています。
まとめ
麻生専門学校グループと壱岐市の「エンゲージメントパートナー協定」は、地域との連携を強化し、持続可能な未来を築く重要な第一歩です。教育と地域社会が共に成長することで、壱岐市の新たな発展が期待されます。この協定が具体的にどのような形で地域に貢献するのか、今後の動向に注目が集まります。