ハチドリ電力とメンバーズ、企業向け脱炭素支援で新たな連携をスタート
福岡市に本社を置く株式会社ボーダレス・ジャパンが運営する「ハチドリ電力」は、東京都中央区の株式会社メンバーズと脱炭素DXカンパニーを通じた新たなパートナーシップを発表しました。これにより、企業の温室効果ガス削減を一手に支援する体制が整うことになります。具体的には、2025年4月22日にオンラインセミナーの開催も予定されており、脱炭素経営の実践についての情報提供が行われます。
脱炭素経営の重要性
昨今、温暖化が進む地球環境への対応が求められる中、企業においてもサプライチェーン全体での温室効果ガス削減が焦点となっています。ハチドリ電力は、100%自然エネルギーから供給される電気を通じて、企業に持続可能な選択肢を提供しています。一方で、メンバーズの「脱炭素DXカンパニー」は、温室効果ガスを「可視化」し、「減らす」ことに特化した支援を行っています。
この連携により、企業の温室効果ガス排出量を可視化し、再生可能エネルギーの導入を促進することで、排出削減だけでなく、その価値を社内外に伝えることが可能になります。こうした取り組みは、脱炭素経営を模索する多くの企業にとって、新たな価値を生むことになるでしょう。
提供されるサービスの詳細
ハチドリ電力とメンバーズは、脱炭素化を志向する企業に向けて、以下のような具体的な支援を行う予定です。
- 電力の切り替えや非化石証書の取得を通じて、環境価値を確保します。
- 排出量の分析に基づいて課題を特定し、その解決策を提案します。
- 脱炭素に関する社内説明会や勉強会を共催し、理解を深めます。
- 組織のCSR活動や環境配慮を社内外に発信するための資料を作成します。
このような支援を通じて、企業の脱炭素経営を一貫してサポートする体制が整い、持続可能なビジネスモデルの構築が視野に入ります。
ハチドリ電力メンバーズ法人プランについて
また、ハチドリ電力とメンバーズの提携により、法人向けの特典サービス「ハチドリ電力メンバーズ法人プラン」も開始されました。このプランは、企業の社内での理解を深め、脱炭素経営を促進するための無料特典を提供します。具体的には、社内勉強会や循環経済を理解するためのワークショップ等が含まれています。勉強会やワークショップはオンラインでも実施可能で、この機会に多くの企業に利用されることが期待されています。
今後の展望
今後、両社は共催セミナーを定期的に開催し、導入企業の事例を共有することで、脱炭素経営の取り組みを後押ししていく方針です。さらには、社員向けのサステナビリティ研修やScope3排出量の可視化など、さらなるメニューを整備することにも力を入れていく予定です。
暑い夏を迎えた昨今、企業における脱炭素経営への取り組みはますます重要になっています。ハチドリ電力とメンバーズの新たな連携は、その具体的な一歩となるでしょう。企業が気候変動の実践者として社会貢献につなげていけるよう、両社の今後の活動に期待しましょう。