西東京市のWEB問診
2025-07-03 12:01:36

西東京市の休日診療所でWEB問診Symviewが本格導入!地域医療を支える新たな取り組み

西東京市の休日診療所にWEB問診システムSymviewが導入



2023年6月8日、西東京市医師会が運営する休日診療所に、株式会社レイヤードが提供するWEB問診システム「Symview(シムビュー)」の本格的な運用が開始されました。この導入は、地域の医療体制を改善し、患者の利便性を高めることを目的としています。

導入の背景



西東京市の休日診療所は、主に日曜や祝日にも医療サービスを提供しており、急な体調不良や発熱を抱える地域住民のための重要な役割を果たしています。しかし、コロナ禍以来、37.5℃以上の発熱がある患者に対しては、事前の電話予約が必須となり、電話での聞き取り作業が多く、効率が悪化していました。この結果、患者が電話をかけても繋がりづらいという問題も発生し、診療現場には大きな負担がかかっていました。

こうした事情を背景に、受付業務を効率化するために、WEB問診の導入が決定されました。患者自身がスマートフォンを使用して問診に回答することで、非対面での感染リスクの把握が可能になり、いち早く必要な情報を集める体制が整います。

Symviewの運用方法



西東京市休日診療所では、患者が電話予約を行う際にWEB問診の利用方法が案内されます。その後、来院前にWEB質問に入力する流れとなります。Symviewは、発熱の有無や経過、周囲の感染状況等の情報を、患者に合わせた質問形式で聞き取るため、医療者は必要な情報を迅速に効率よく入手することができます。

この新しいシステムにより、電話での応対時間が短縮され、スタッフの負担軽減にも寄与しています。スタッフが事務的な作業にかかる時間が減少することで、より多くの患者に対応できるようになります。

患者からの視点



休日診療所を利用する患者の多くが初診です。従来の電話問診では、症状や既往歴、服薬情報を集めるために多くの時間が取られていましたが、WEB問診の導入により、この変更がもたらす利点は大きいとされています。患者が自宅で質問に答えることで、通院時のストレスも軽減されるでしょう。

WEB問診Symviewの特徴



WEB問診システムSymviewは、2018年11月からサービスを提供しており、全国で約2,400の医療機関に導入されています。このシステムの特長の一つは、特許技術を活用し、年齢や性別に応じて質問内容を変えることができる点です。これにより、熟練した医療者が行うような的確な問診が可能となります。さらに、定期的に月間約150万件の問診データが処理され、医療の質向上に貢献しています。 ビデオ通話機能が搭載されているため、オンライン診療にも対応可能です。

株式会社レイヤードの使命



私たち株式会社レイヤードは、医療DXを支援し、日本におけるプライマリケアの推進に寄与しています。各医療施設のニーズに応じて、システムの連携を通じて解決策を提供し、患者の受診動線をトータルで支援します。すでに導入されている他社システムとも連携できるため、さまざまな医療機関の課題に柔軟に対応することが可能です。

まとめ



西東京市の休日診療所でのWEB問診Symviewの導入は、地域医療に大きな変革をもたらすものです。導入による効率化や、患者の感染リスク軽減が期待されており、今後の医療活動がどのように進展していくのか非常に楽しみです。これからも、地域の健康を支える取り組みに注目していきたいと思います。


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