イノベーションを育むDIA日本年会2025
2025年10月19日から21日まで、東京ビッグサイトにて「第22回DIA日本年会2025」が開催されます。この年会には、医療の発展を支えるさまざまな専門家や企業が集まり、最新の情報交換やネットワーキングが行われます。特に、株式会社ベルシステム24は、伊藤忠グループの4社と共同でブースを出展し、医療業界が直面する課題について解決策を提案する予定です。
医療業界の中心での共同ブース出展
ベルシステム24と伊藤忠商事、エイツーヘルスケア、TXP Medicalの4社は、共同ブース(ブース番号53/54)にて多様なソリューションを展示します。ここでは、治験に関連する新しいテクノロジーやサービスを紹介し、業界内のイノベーションを促進することが継続的なテーマです。特に、治験における被験者のスクリーニングや治験薬のサプライチェーンの管理について、具体的な事例をもとに展示することに重点を置いているとのことです。
展示される主なサービス
ベルシステム24が紹介予定の主なサービスには以下のものがあります。
1.
eRecruit/eScreeningサービス
「チケモ」という被験者募集専用のオンラインポータルを通じて、治験参加の呼びかけと適格性の判断を素早く行うことができます。こちらは、ユーザーにとってわかりやすく情報を提供し、スクリーニングの精度を向上させる内容になっています。
チケモ公式サイト
2.
治験薬のサプライマネジメントシステム
ベルシステム24が開発したこのシステムは、治験薬の配送や在庫管理、必要書類の自動生成などを行います。これにより、治験の流れがスムーズに進むように設計されており、治験薬の各プロセスを一貫して管理できるプラットフォームとなっています。
このシステムは、特に被験者の登録や治験薬の供給において効果を発揮します。
3.
ナレッジ CXデザインサービス
このサービスでは、非構造化データを整理し、検索可能な知識データベースにすることによって、生成AI技術に必要な情報基盤を提供します。医療の現場においては、膨大な量の専門知識が蓄積されているものの、適切に活用されていないケースが多いため、このサービスは大きな価値を持ちます。
ナレッジ CXデザインサービス紹介
ミニセッションでの知見の共有
また、ブース内では、各社が特定のテーマに基づいたミニセッションを実施します。特に南部の会場では、次のようなトピックが話されます。
- 製薬業界におけるナレッジマネジメントの重要性
- 時間帯:10:30~11:45 および 15:25~16:25
- DCT時代の被験者募集戦略
- 時間帯:10:30~11:45
このように、「第22回DIA日本年会2025」では、医療業界に関連した幅広い知識や新しい技術が紹介され、取り組みが交流される貴重な機会となるでしょう。
参加方法について
このイベントへの参加は、事前登録が必須です。詳細な参加費や方法についてはDIAジャパンの公式ページを確認してください。
公式ページはこちら
このように、医療業界の先端を進む企業が集まるDIA日本年会2025は、最新のイノベーションとネットワーキングの場として、多くの期待を呼んでいます。