福岡ライジングゼファー、奈良に敗北し3連敗
2025年11月8日、福岡で行われたB.LEAGUE 2025-26 シーズンの試合で、福岡ライジングゼファーがバンビシャス奈良に68対88で敗れ、痛恨の3連敗となりました。試合の流れや選手のパフォーマンスについて詳しく振り返ります。
試合結果
- - 福岡: 68
- - 奈良: 88
- ---
- - 1Q: 14-23
- - 2Q: 18-16
- - 3Q: 18-22
- - 4Q: 18-27
前半の展開
試合は奈良の小林選手の3Pシュートでスタートし、序盤から奈良の堅固なディフェンスに福岡は苦しむ形となりました。福岡の#12寒竹選手が放つジャンパーで応戦を試みるも、シュートの精度が安定しない中で主導権を握れず。福岡の#34アギラール選手や#24バーレル選手がインサイドで踏ん張って得点を狙いますが、奈良の堅実な守備に阻まれ、9点差で第1クォーターを落とす結果に。
第2クォーターに入ると、福岡は#5リード選手の3Pシュートや#33加藤選手の4点プレーで一時1点差に追い上げます。しかし、ターンオーバーなどのミスもあり、奈良に再び主導権が移ります。#24バーレル選手のダンクや#0會田選手の3Pシュートで反撃を試みますが、奈良が外角からのシュートを決め、前半は7点ビハインドで折り返します。
後半の展開
後半に入ると、福岡はシュートが決まらずに重苦しい立ち上がりとなりました。一方、奈良の古牧選手や坂口選手の3Pシュートが次々と決まり、点差が広がります。それでも福岡は#8青木選手や會田選手、#32狩野選手が得点を重ね、リードのブザービーター3Pシュートが飛び出すなどで粘りを見せました。一時は11点ビハインドとしましたが、最終クォーターへ望みをつなぎました。
第4クォーターでは、アギラール選手やリード選手が得点を重ねる中で、奈良の準備された外角シュートが高確率で決まり、点差がさらに拡大します。奈良の坂口選手やブレイクフィールド選手の得点が続き、福岡は最後まで流れを引き戻すことができず、奈良の勢いに押し切られる形での敗北となりました。
HC福島雅人のコメント
試合後に行われたインタビューで福島HCは、「奈良は多くの選手が戻り、結束力が高まり、試合への集中力も切らすことなく戦っていた」と奈良の強さを認めました。その一方、福岡に関しては「謙虚さが足りず、当たり前のことを遂行できなかった」と指摘。「イージーバスケットを外したり、ターンオーバーを繰り返したのは非常に残念」と振り返り、選手たちに謙虚さを持ってプレーする重要性を強調しました。
福岡はこの試合で多くの応援者が遠方から駆けつけてくれたことに感謝し、再度しっかりと準備を整え、次に繋げなければならないと決意表明しました。
まとめ
福岡ライジングゼファーは今シーズン、まだまだ成長の余地があります。奈良戦での反省を活かし、次の試合へ向けて謙虚な気持ちで新たな挑戦に臨むことが求められています。今後の試合での巻き返しに期待しましょう。