九州産業大学生と淺沼組が手を組んだ新たな挑戦
福岡県筑紫野市で、九州産業大学造形短期大学部の学生たちが特別なプロジェクトに取り組んでいます。株式会社淺沼組が提唱する「GOOD CYCLE PROJECT」の理念に共感し、学生たちが制作した絵画が、同社の建設現場の仮囲いに掲示されることとなりました。このプロジェクトは、環境意識を高めるだけでなく、学生たちの成長にも寄与することを目的としています。
GOOD CYCLE PROJECTとは何か?
「人間にも地球にもよい循環をつくる」というスローガンのもと、2021年に始まったGOOD CYCLE PROJECT。このプロジェクトは、環境に配慮した技術や工法を開発し、持続可能な社会の実現を目指しています。淺沼組は、この理念を具現化するために、未来を担う若い才能と手を取り合い、新たな芸術表現を通じてメッセージを発信します。
学生たちの挑戦
今回、プロジェクトに参加したのは、九州産業大学造形短期大学部の学生16名(卒業生を含む)で、指導教員の黄教授がサポートしました。使用したのは、3×6版サイズのベニヤ板。多くの学生にとって、大判の絵画制作は初挑戦となるため、緊張と期待が入り混じった体験でした。学生たちは、「自分が生命の循環の一部であることを認識できた」「初めての経験で多くを学べた」と声を揃え、制作を通じて成長を実感しています。
さらに、彼らは「メッセージを絵で表現することが楽しかった」と喜びを語り、「私の絵が多くの人に見られることを考えるとワクワクする」といった感想も寄せています。制作した絵が、見る人々に生命の循環や共存について考えるきっかけになることを願いながら、制作に励む姿が印象的です。
作品展示の概要
この絵画が掲示されるのは、イオンモール筑紫野の改修工事現場です。期間は2025年7月1日から2026年1月までの予定で、全20作品が展示される予定となっています。福岡の新たな名所となること間違いなしです。また、絵画には、学生たちの思いがしっかりと込められているため、訪れる人々に何かしらのメッセージを伝えられることでしょう。
九州産業大学造形短期大学部について
九州産業大学造形短期大学部は、福岡市東区に位置し、造形芸術学科を持つ教育機関です。学生数は321名。様々な領域で多様な学びを提供し、芸術を通じた自己表現を促進しています。学生たちは、このプロジェクトを通じて、より一層の成長を遂げていくことでしょう。
まとめ
「GOOD CYCLE PROJECT」は、単なる環境保護活動にとどまらず、学生たちの創造力を引き出し、未来の可能性を広げる素晴らしい提案です。彼らが描く絵が、多くの人々に影響を与えることを信じて疑いません。このプロジェクトが成功することを願って、私たちもその行進を見守りたいと思います。福岡の街に新たな風を吹き込むこの試みに、ぜひ注目してください。