タムロン高倍率ズームレンズの進化
総合光学機器メーカーとして知られる株式会社タムロンが2025年11月20日、新しい高倍率ズームレンズ「25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2(Model A075)」を発表しました。このレンズは、広角端が28mmから25mmに拡大され、望遠端は200mmというコンパクトなデザインを保ちながらも、光学性能やオートフォーカス(AF)性能が飛躍的に向上しています。
新しいレンズの特長
この新型レンズは、タムロンの前モデルである「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD(Model A071)」の後継機として位置づけられています。タムロンが「高倍率ズームレンズのパイオニア」として進化してきた歴史に新たな一ページを刻んだモデルです。
高性能光学系
新しい「25-200mm F2.8-5.6 G2」は、14群18枚のレンズ構成を持ち、特に描写性能の向上が目立ちます。これは、日常のスナップから本格的な作品づくりまで幅広く対応できる設計になっています。このレンズを使えば、ポートレートや風景など、あらゆるシーンで細部まで美しく描写することが可能です。
高速AFシステム
また、レンズに搭載された高速・高精度なリニアモーターフォーカス機構「VXD」は、素早い動きにも対応できるため、スポーツやペットの写真撮影にも最適です。AFのスピードや追従性の向上により、思い描いた瞬間を逃すことなく捉えることができるでしょう。
ハーフマクロ撮影も可能
加えて、このレンズは最大撮影倍率が広角端25mmで1:1.9、望遠端で1:3.9となっており、ハーフマクロ撮影も楽しめます。小型軽量でありながら高い撮影性能を持つこのレンズは、特に近接撮影において圧倒的な性能を発揮します。
利便性と操作性
デザイン面でも、利用者の利便性と操作性を考慮して設計されています。ズームリングやフォーカスリングは滑らかで使いやすく、カメラ初心者からプロフェッショナルまでが快適に使用できる工夫がなされています。また、フィルター径がφ67mmに統一されているため、多くのフルサイズミラーレスカメラ用レンズと共用可能です。
思いのままに撮る
この高倍率ズームレンズは、ユーザーの撮影スタイルやシーンを制限しません。日常の風景やイベントでのスナップ、創作活動においても、クリエイティブな表現力を発揮します。高倍率ズームレンズがこのように進化している中で、「25-200mm F2.8-5.6 G2」はまさに次世代の万能選手として期待される一品です。
タムロンについて
タムロンは、デジタル一眼カメラ用交換レンズなどをはじめ、さまざまな光学製品を手掛ける総合光学機器メーカーです。未来に向けた技術の研鑽と、環境への配慮を大切にしながら、さらに多様なジャンルの製品を展開していく予定です。詳しくは
公式サイトにてご覧ください。
まとめ
新しい「25-200mm F2.8-5.6 Di III VXD G2」は、タムロンの技術が詰まったモデルであり、初心者から上級者まで楽しむことができるレンズです。ぜひ一度、その優れた性能を実際に体験してみてください。