低圧太陽光発電所の新たな支援サービス
福岡市に本社を置くTensor Energy株式会社が、低圧太陽光発電所のバルク運用支援事業を本格的にスタートしました。昨今、日本国内では約40万件の低圧太陽光発電所が運用されており、その発電キャパシティは合計で約25GWに上ります。市場シェアは約30%を占めるものの、これらの発電所の特徴にはいくつかの運用上の課題が存在しています。
事業開始の背景
低圧太陽光発電所は、その小規模な特性から事業リスクを分散でき、大規模な開発が不要で、開発期間も短いという利点がありますが、小規模な案件に分散されているため、各案件の運用を効率化することが求められます。このため、バルク運用が有効ですが、既存のシステムでは数百件規模の発電所を効率的に管理するのは難しい状況でした。特に、発電所の管理コストが増大することが入る障壁となっています。
Tensor Energyは、これらの課題を解決するために、3つの主要なサービスを提供します。これらには、SaaS型の提供、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の受託、アグリゲーションを含んでおり、各社のニーズに応じて選択できる柔軟性があります。
Tensor Cloudの強み
Tensor Energyが開発した「Tensor Cloud」は、最先端のAI技術を駆使し、太陽光発電所の発電量予測機能を持っています。また、JEPXへの自動入札やOCCTOへの自動計画提出機能を備えています。これによって、発電所の数が増加しても人手をかけずにAIが運用を行えるため、運用コストの大幅な削減が可能になります。
3つの支援サービス
1.
SaaS提供:自社で直接運用を行いたい企業向けにシステムを提供します。
2.
BPO受託:運用の一部を外部に委託したい場合にも対応。運用の効率化を実現します。
3.
アグリゲーション:複数の発電所を束ねて一括で運用する支援を通じて、スケールメリットを得られます。
各社の事業段階に応じて、最適な形での支援を行い、段階的に内製化へ移行するサポートも提供します。また、電力小売事業者向けには、Tensor Cloudから得られる高精度の発電量予測データを自社の需給管理システムと連携するAPIサービスも展開しています。
成功事例のご紹介
- - 事例①:複数の低圧太陽光案件を持つ企業が、当社のアグリゲーションサービスを利用し、管理コストを大幅に削減。
- - 事例②:電源調達においてSaaSを活用し、需給計画の精度向上に成功した企業の事例。
将来展望
Tensor Energyは、この新サービスにより、低圧太陽光発電所の開発から運用、管理までを一貫して支えるプラットフォームとして、事業者の成長を支援していきます。今後も需給運用の効率化だけではなく、需給調整市場への参入による収益向上に寄与し、再生可能エネルギーの主電源化を進めていきます。持続可能なエネルギーの実現に向けて、必要な時に必要な場所へエネルギーを届ける社会への貢献を果たしていきます。
会社概要
- - 会社名:Tensor Energy株式会社
- - 所在地:福岡県福岡市中央区天神1-1-11
- - 設立:2021年11月
- - 代表者:堀 菜々、フィルター カルロス ヴィンセント
- - 事業内容:発電システムおよび蓄電システムの運用、ソフトウェア開発や販売、サービス提供など。
- - お問い合わせ:[email protected](担当:堀)