福岡県で誕生する新しい収納家具「CASSETTE」
福岡県工業技術センターが主導する支援事業「NIKAWA事業」に、ルームクリップ株式会社が参画。その結果、株式会社平成とともに新しい収納家具「CASSETTE(カセット)」を開発しました。2026年6月の発売が決まり、収納文化が進化する様子が注目されています。
NIKAWA事業の全貌
「NIKAWA事業」は、福岡県内の家具メーカーを支援し、ブランド力向上を目指すプロジェクトです。参加企業はデザイン専門家や研究機関と連携し、製品のアイディアを形にするための包括的な支援を受けます。この事業は、地域の家具産業を活性化し、より良い住生活を創造することを目的としています。
RoomClip住文化研究所の役割
RoomClip住文化研究所は、600万件を超えるユーザー投稿データを基に、生活者視点のインサイトを抽出。子育て世帯に特有の収納ニーズや家具の使用法を分析し、商品開発に役立てています。これにより、消費者の実際の声を反映した収納家具の開発が進みました。
株式会社平成の挑戦
本プロジェクトに参加した株式会社平成は、長年OEMを行ってきましたが、今後は自社製品の開発に力を入れていく方針です。具体的には、子育て世帯をターゲットにした収納ソリューションの提供を目指しています。RoomClipのユーザーデータを基に、柔軟性のある収納家具のニーズに応えることが重要です。
4者のコラボレーション
開発には、平成が製造・商品化を担い、IKASAS DESIGNがデザインを手掛けました。また、RoomClip住文化研究所がデータ分析を行い、インテリア研究所と九州産業大学は全体のディレクションを担当しました。この力強い連携により、実際の暮らしに根ざした製品が誕生します。
インサイトの重要性
RoomClip住文化研究所が提供したインサイトは、「ときめき」と「整理整頓」の両立を目指す新しい暮らし方を提案しています。特に共働き世帯の時間が限られる中で、小さな感動をもたらすための収納ソリューションが求められています。
■ 変化する収納ニーズへの柔軟性
子どもの成長や生活の状況に応じて、収納の役割は常に変わります。このニーズに応じた柔軟なデザインの収納家具が必要とされています。
新ブランド「CASSETTE」紹介
「CASSETTE」は、自由に構成を変更できる箱型収納システムです。特に以下の特徴があります:
- - 着脱式レール:収納物に応じて棚や引き出しの位置を自由に調整可能。
- - ボックスユニット:ユニットを取り外し、トレーや収納ボックスとしても利用できる。
- - 色のバリエーション:オーク、グレー、テラコッタの三色展開。
参画企業のコメント
「このプロジェクトを通じて、『ときめきながら整う暮らし』という概念を形にしました。」
- - IKASAS DESIGN:デザイナー佐々木章行氏
「『CASSETTE』は、個人のクリエイティビティを活かせる収納の新しい形です。」
「具体的な収納ニーズを基にしたプロジェクトが成功した一例だと思います。」
「子育て世帯のニーズに応える製品として、CASSETTEを多くの家庭に届けたいです。」
このように、地域の声を反映した新しい収納家具「CASSETTE」の登場は、今後の住生活に新たな価値を提供することが期待されます。