アルティウスリンクが見せた電話応対の力
アルティウスリンク株式会社(東京都渋谷区)は、公益財団法人日本電信電話ユーザ協会が主催する「第64回 電話応対コンクール全国大会」において、初めての快挙として総合4位に入賞しました。この結果は、同社の社員の挑戦と成長を支えつつ、全体の応対品質の向上に向けた取り組みの成果と言えるでしょう。
電話応対コンクールとは
「電話応対コンクール」は、企業の社員が電話応対のスキルを競い合うイベントです。参加者は毎年設定される問題に取り組み、顧客満足度向上を目指した応対技能を磨いていきます。今年度のテーマは「お客様の笑顔を想い、価値を届ける応対を」であり、全国各地の支部大会を勝ち抜いた選手56名が宮城県仙台市に集まりました。
競技内容と鶴見夕美さんの挑戦
アルティウスリンクからは、愛知県大会で優勝した鶴見夕美さんが全国大会に出場。彼女は46番目に登場し、「息子の大学合格祝いに牛タンを購入したい」というお客様に対し、笑顔で丁寧に応じてお祝いにふさわしい商品を提案しました。このような温かみのある応対が評価され、結果として4位を獲得しました。
審査員の総評
大会の終了後、審査委員長は参加者全員に向けて、「お客様の想いや気持ちに寄り添った応対が高く評価されました。自分の意見を押し付けるのではなく、相手のニーズを尊重することが重要です」とコメントしました。この言葉は、鶴見さんの応対がただのマニュアル通りではなく、お客様の気持ちに寄り添ったものであったことを示しています。
鶴見夕美さんの思い
鶴見さんは、「4位に入賞できたことは光栄ですが、もっと最高の応対を目指したかったという気持ちもあります」と感想を述べました。全国の選手と交流できたことや、電話応対スキルの向上を実感したことも大きな収穫となっています。彼女は今後も多くの従業員が挑戦し続けることを願っています。
企業の取り組み
アルティウスリンクは、参加メンバー全員が協力し合う体制を整え、応対品質向上に努めています。デジタル技術が進展する中でも、「人にしかできない温かみのある応対」の価値を再認識し、大切にしています。また、応対コンクールへの挑戦を通じて、一体感も醸成されているといいます。
まとめ
今回の大会を通して、アルティウスリンクはさらなる成長を目指し続けます。デジタル技術を活用しながら、従業員が安心して挑戦できる環境を整えていく所存です。今後も高品質な応対を実現し、企業と顧客との信頼関係をより一層強化していくことでしょう。来年の電話応対コンクールにも期待が寄せられます。