高取由布子の個展
2026-09-07 12:33:10

高取焼の美しさ2050へ継承する高取由布子の特別個展が開催

高取焼の美を現代に 高取由布子の特別展示「東京残香」


2026年9月12日から23日の間、代々木上原の「IEGNIM」で、福岡県東峰村にある「高取八仙窯」の作陶家、高取由布子さんの個展『東京残香』が開催されます。高取焼は、福岡藩主・黒田長政の時代から続く歴史ある陶器で、茶の道を支えた美質を受け継いでいます。

個展のタイトルは、同じく東京を流れた河骨川を思い起こさせるもので、都市化により姿を消した清流の記憶を辿り、その微かな影を高取焼に重ねています。高取由布子さんは、「限りある時の中に現れる静かな輝きを形にしたい」と語っています。この展示を通じて、観る人々が日常の中に潜む美しさに気づくきっかけとなればと思っています。

陶芸と和菓子の共演


また、個展開催中には特別なワークショップも設けられています。9月22日には、高取由布子さんによる和菓子作りのワークショップがあり、参加者は二つの「練り切り」を作り、その上に高取焼の豆皿から好きな器を選んで乗せられるという内容です。日本の伝統文化が交わるこのイベントは、参加費1万円(税込)で、定員は9名です。事前予約が必要となりますので、興味のある方は早めに申し込んでください。

高取由布子の思い


高取由布子さんは1989年に福岡県で生まれ、大学でインダストリアルデザインを学んだ後、家業である高取八仙窯に入りました。彼女の陶芸に対する思いは、幼少時代からの自然への感受性と、工房で育んだ経験から生まれています。「高取焼の美しさは、炎の中で生まれる釉薬の景色にもある」と語る由布子さんは、400年続く伝統の中に新たな息吹を吹き込む努力をしています。

「綺麗さび」の美学を現代の生活に取り入れ、観る者の心に響く作品として表現することが、彼女の目指す新たなスタイルです。高取焼はもともと、江戸初期の茶人・小堀遠州によって「渋さ」を超えた明るさや優雅さを持つ美として存在してきました。

高取焼の未来と高取由布子


高取由布子さんは「人の空腹は満たせないが、心を満たすことはできる器を作りたい」と語ります。彼女の目指す「綺麗さび」は、現代に生活する人々の日常に寄り添う新たな表現であり、その在り方はまさに今の私たちの暮らしに必要なものでしょう。

最後に、彼女の個展を訪れることで、高取焼の魅力と、そこに込められた物語を感じ、未来の文化を考える貴重な体験ができることでしょう。この機会をお見逃しなく。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

関連リンク

サードペディア百科事典: 高取焼 高取由布子 東京残香

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。