羽田空港を彩る新たなインスタレーション
2025年の大阪・関西万博も目前に控え、東京はますます華やかさを増している。その中でも、羽田空港第3ターミナルで実施された新たなアートインスタレーションが注目を集めている。それは、伊藤園が発表した水出しティーバッグ「Ques-tea(クエスティー)」と、KINJO JAPANのシリコーングラスによる共同展示「HANEDA SKY ~ピュアフィルターインスタレーション by 伊藤園~」だ。
美しさと機能が融合したインスタレーション
伊藤園が展開するQues-teaは、日本初の植物由来の生分解性フィルター「ピュアフィルター」を使用。当日はこの新製品の魅力を伝えるため、KINJO JAPANの透明なシリコーングラスが使用され、まるでシャンパンタワーのような美しいティータワーが構成された。
訪れる人々は、目を引くティータワーとともに、香りを閉じ込めたボトルと透明なグラスが交錯する空間を体験することができ、その美しさに心を奪われた。特に、ガラスの飲み口部分がぐにゃりと曲げられたデザインや、普段使いに適した耐熱性や耐寒性、さらには電子レンジで使用可能な実用性も、参加者たちから高評価を得た。
KINJO JAPANの革新技術
KINJO JAPANのシリコーングラスシリーズは、従来のガラスにはない透明感を持つだけでなく、割れにくく軽量な特性も兼ね備えている。このグラスは、錦城護謨株式会社の技術力を基に開発されており、その高い透明度と美麗なデザインは、展示空間に素晴らしい演出を加えた。
通常のゴム素材に比べ、希少なシリコーンゴム素材を使用したこのグラスは、製造に高度な技術を必要とし、その成形技術も徹底して管理されている。また、現代では持続可能な製品選びが求められる中、このグラスは環境にも配慮しつつ、使用後も実際の製品として機能する点で、サステナブルな選択肢を提供している。
試飲会での新体験
展示会の一環として行われた試飲会では、Ques-teaを使用した4種類の水出しティーが提供された。「グリーンティー×ローズ」「グリーンティー×カモミール」「ジャスミンティー×キンモクセイ」「台湾烏龍茶×ミックスハーブ」と、多彩なフレーバーが用意され、来場者たちはそれぞれの香りと味を堪能した。特に生分解性フィルターが持つ視覚的な美しさに感銘を受けた参加者も多かった。
未来の展望
今後もKINJO JAPANは、その革新的な技術とデザインを活かし、様々な分野で新たな価値を生み出していく予定だ。ゴム製品にとどまらず、アートや持続可能な社会への取り組みも積極的に行っていくことが期待される。
「使うに自由を。」をテーマに、日常生活に寄り添う製品を提供しているKINJO JAPAN。目に見える技術革新だけでなく、社会貢献への意識も十分に持つ同社の展望は、これからも多くの人々から支持を受けることでしょう。